ごきげんさんに暮らすまち、尼ノ國

築城奉行日記

 みなさんこんにちは!でござる!
 前回の日記から1ヶ月経ったでござるが、拙者すっかり名を申すことを忘れておった。かたじけないでござる。


 これまで築城奉行を仰せつかってきた馬場之介に代わり、4月から築城奉行デビューを果たした藪之新(やぶのしん)でござる! みんなからは、藪ちゃんと呼ばれているでござる! 拙者らしく、みなさんに楽しんでいただけるような奉行日記を執筆していく所存でござる! 改めましてよろしくでござ候!

実はこんなところまで!でござる

 築城の進行度合いは、工事現場のシートに隠れてなかなか見えないが、なんとなんと、5階屋根の骨組みまで出来上がっておるのじゃ!


 写真の青い矢印部分が天守5階部分でござる! これをしばらく眺めていると…


 なんと! 5階部分へは、このようにクレーンで資材等を送っているでござる! 屋根の骨組みもチラッと見えておるぞ! 中央図書館2階から、工事現場を眺めることができるのじゃが、その様子は普段なかなか見ることができぬもの。拙者、時を忘れて眺めてしまったでござる!

屋根と言えばアレ!でござる!

 さて、最上階の屋根の骨組みまで出来てきたということは、屋根に取り付ける「アレ」も実はでき上がってきているということじゃ。「アレ」とは…
 そう! 「鯱(シャチホコ)」でござる!


 じゃじゃ~ん!
 この鯱(シャチホコ)のことを、拙者は海に棲む哺乳類のシャチかと思っておった。画面の向こうから「たわけ者!」という声が聞こえてきそうじゃ。ちゃんと調べて全く別物と相分かったでござるよ!

 天守に取り付けられる鯱(シャチホコ)は、体が魚で頭は虎、尾ひれは常に空を向いているという空想上の動物らしい。火事の際には口から水を噴き出して、火を消してくれる守り神として屋根の両端につけられてきたようである。たしかにこの大きく開いた口で水をたくさん噴きだして、火事もおさめてくれそうでござるな!

 ちなみに、この鯱(シャチホコ)は…


写真、しゃちほこが取り付けられる場所を示した図

 この矢印のところに取り付けるでござる!
 鯱(シャチホコ)は天守最上階の屋根に取り付けられるものとばかり思っていたが、こんなところにも付けるのじゃな! 天守最上階の屋根に取り付ける鯱(シャチホコ)はもっと大きくなるそうだ。出来上がりが楽しみじゃ。

 ところで、実在する哺乳類のシャチは、漢字では「シャチホコ」と同様の「鯱」と書くようである。漢字は同じものであるが、全く別のものを指していたんじゃな。これで明日からは「鯱(シャチホコ)」とは何たるか、胸張って言えるでござる!

 では次回の奉行日記までお楽しみに! さらばでござる!


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