学生生活


 「アナウンサーのお仕事は、映画に例えると、時には主役であり、時には脇役となり、相手を引き立てる幅広いパフォーマンスを必要とするお仕事ですね。」「ぼくも、今日のお話を聞いて○○の職業につきたいなと思いました。」

 この感想は、園和北小学校で行ったキャリア学習の授業において6年生の児童が述べたものです。

 園田公民館では、4年前より児童がさまざまな職業人の話を聞くことにより、学ぶことや働くこと、生きることの尊さを実感するとともに、学ぶ意欲の向上につなげていくことを目的とした「キャリア教育支援事業」を実施しており、園田地区にゆかりのある職業人の方々のさまざまなお話を聞いて、自分自身のこれからの生き方を考える学習機会を設けてきました。



 この日は、FMあまがさきのアナウンサーの他に、保育園の園長先生、消防士、警察官、アウトドアプロデューサー、弁護士、市議会議員とさまざまなお仕事の大人たちが講師として登場。

 子どもたちは、それぞれの興味をもとにグループに分かれ、各職業についてのお話を聞きます。子どもたちの中から代表が司会を務め、質問タイムには次々に手が上がります。
 「どうして今の職業を選んだのですか」「この仕事をしていて良かったと思うのはどんなときですか」「収入はどのくらいですか」、中には「奥さんとはどうやって出会ったのですか」という質問も。
 


 普段は、親の仕事と学校の先生以外の職業にあまり触れる機会がなく、子どもたちは「将来何になりたい?」と聞かれても、なかなか具体的にイメージできないのでしょうか。

 最後の振り返りで教頭先生が、夢はどんどん変わっていいとお話しされていましたが、こうやって、小さな頃からいろんな仕事をしている大人に直接話を聞く機会を設けて、子どもたちの将来の夢にたくさんの選択肢をつくってあげたいです。

 現在、講師として約30名の方々にボランティアでご協力をいただき、園田地区の9つの小学校で実施しています。
 また、この取り組みは、地域連携の推進を担う公民館の役割でもあります。さらに、「働く」ということの意識づけを行うとともに、地域の方々が学校教育に対する理解を深め、「地域が子どもたちを育てる」という「学びの共同体」になることを願っています。

(取材・文 みんなの尼崎大学特命記者 園田公民館 藤本 吉将)


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