6月の「学生相談室」レポート(平成30年6月13日)

  • UCMA

 6月13日(水曜)に、あまがさき・ひと咲きプラザ ひと咲きタワー8階みんなのロビーにて「学生相談室」を開催しました。
 毎月第2水曜は、みんなのロビーに9時から21時まで相談員(コーディネーター)が常駐し、市民のみなさんからのご相談に個別に応えたり(個別相談タイム)、昼と夜には交流を兼ねて2回のミーティング(ランチミーティング、放課後ミーティング)を開いています。

 梅雨の晴れ間でいつになく見晴らしが良かったこの日の様子をふり返ります。

個別相談タイム(9~12時、13時半~19時)

 「夜は来れないから助かるわ~」と午前の個別相談タイムに初参加されたのは、ベビーマッサージのインストラクターをしている若月美幸さん。これまで支所でベビーマッサージ会を開いていた方です。新しい会場を探しているとのことでお越しいただきました。
 個別相談タイムはお一人お一人とゆっくりお話をうかがうことができますので、ご都合のよい時間帯に気軽にお立ち寄りください。


学生証を手に喜ぶ若月さん(ご本人の了解を得て掲載しています)

ランチミーティング(12時~13時半)

 昼間に相談に来られた方同士の横の交流も兼ねてはじめたランチミーティングには、それぞれお弁当を手に14人の方々が参加しました。
 「夏休み中に、子ども向けに工作教室を開きたい」という企画は、小学校や幼児クラブでボランティア活動をされている浜崎智美さんと寺田由紀さんの提案。夏休みの工作って、家でやると子どもは気が散ったり、親は「早くやりなさい!」とイライラして催促してしまうこともあるそうで、工作教室を開ける場所を探して参加されました。
 (この企画は「クラフトマルシェ」として7月26日にみんなのロビーで開催することになりました。)

 そして、市内で空手道場の師範をしているという松井厚さんからは空手や太極拳、酔拳などの武道や武術の体験会を企画しているというお話が。題して「武活(ぶかつ)」だそうで、なんて尼大らしいネーミング!と一同拍手かっさい。笑いがおこり、会場の参加者同士の距離も縮まります。


さっさと昼食を食べてからはじまったランチミーティング

放課後ミーティング(19時~21時)

 19時からの「放課後ミーティング」には、20人の方々が参加しました。
 限られた時間で参加者のアイデアを共有したりおせっかいしたりするため、企画内容の成熟度ごとに卵料理にたとえて「生卵(まだ具体的に何も決まっていないもの)」「半熟卵(ある程度内容が決まっているもの)」「オムレツ(形も内容も固まっているもの)」に分けて情報交換しています。

 時間を多めにとって意見交換する「生卵」では、公道を走れるソーラーカーを作りたいという川西英稔さんの企画についてみんなで話し合いました。川西さんは町工場で働く傍ら、毎年8月に鈴鹿サーキットで開催されるレースに参戦しているそうです。今回は、いろんな人の意見を聞いて活動するモチベーションを上げたいと参加されました。


昼夜どちらのミーティングも、自己紹介からスタートします

 「半熟卵」企画では、初参加の岸本温子さんから「外国へ旅に出たい人の背中を押すイベントをしたい」という提案が。会社の休みを利用してバックパックを背負って海外旅行をしているという岸本さん。会社務めをしながらでも、旅に出られることを多くの人に伝えたいそう。
 参加者からは「まずは岸本さんの旅の話を聞きたい」という意見があり、新しい企画につながりそうです。

 地域ぐるみで「みとり」の実現に取り組む西山裕規さんからは、「もしバナゲーム」を一緒につくろう!という募集告知もありました。


試作中の「もしバナゲーム」を披露する西山さん(左から2番目の男性)

 ほかにも、みんなの尼崎大学の学園祭「まちじゅう学祭」で「団塊世代出番塾」が開催するイベントや、市民自らが生活を豊かにするために工作機械を自由に使い様々なもの創り出す市民工房「FABLAB」構想、健康づくりの話題など着々と進む企画の報告が。


当日の板書です。気になる企画があったら事務局にお声掛けくださいね

終了後は交流の時間。情報交換や活動のコラボレーションをはぐくむ、大切な時間です。

 次回の学生相談室は、7月11日(水)朝9時から。
 参加者のみなさんの話を聞きたい方は、12時からのランチミーティングか19時からの放課後ミーティングへ。個別で相談したい方は、それ以外の時間にひと咲きタワー8階みんなのロビーにお越しください。
 相談員一同心からお待ちしています。