みんなの尼崎大学出張講座「イマドキ高校生の授業体験」を開催しました(平成30年7月14日)

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 7月14日(土曜)にコープこうべコープ園田にある「みなくる☆そのだ」にて、第4回目の「みんなの尼崎大学」出張講座を開催しました。今回の講師は現在、百合学院高等学校で教鞭をとられている吉川(きっかわ)晶子先生にお願いしました。
 吉川先生の講座タイトルは「イマドキ高校生の授業体験」。先生が高校で受け持っている教科-国語、宗教、キャリアのうち、今回は「宗教」で、実際に行っている授業を披露いただきました。


 まずは参加者が5つのチームに分かれて、同居家族が食べる1週間分の食糧がダイニングルームに並んだ写真を見て、どこの国のものかを考えるクイズをしました。同居家族が10人を超えるのに大きな袋に入った穀物が中心の家族は一夫多妻制の国であるため家族が非常に多いことがわかります。また父母姉妹の4人でパンからお肉、お寿司、ワイン、デザートなど机いっぱいに広がった家族、父母姉弟の4人で豆類が中心でチャパティやカレー粉がたくさん見られる家族もありました。
 それぞれが感じたことや気づいたことを写真に書いて、どこの国の写真か推理しながら他のチームに写真を回していきます。


 百合学院では、みんなの尼崎大学でも紹介したことのある、神主さん、住職さん、牧師さんを招いた討論会を行ったりしていますが、他の国では考えられないことだとか。世界の紛争の一因となることもある宗教。宗教に寛容といわれている日本が、世界平和のためのヒントを持っているのではと問いかけられました。

 次回のみんなの尼崎大学出張講座は夏休み特別企画、「読書感想文の遊び方」です。夏休みの宿題で読書感想文がまだ書けていないお子さんも、子どものころに読書感想文が嫌いだった大人の方もご参加ください。8月11日の午後1時半から。場所は同じく「みなくる☆そのだ」で行います。