学生生活

 8月25日(土)に、ひと咲きタワー8階の「みんなのロビー」で、尼大生限定イベント「みんなの尼崎大学 HANABI NO MANABI」を開催しました。

 地域研究史料館の河野未央さんをお招きし、江戸時代の尼崎藩で砲術稽古として花火大会が行われていた…というところから、尼崎の歴史についてお話いただきました。


 まじめにお勉強していた尼大生達ですが、古文書の中で砲術指南図を見ているとき、講師の河野さんから、何かおかしくないですか?という問いかけが。
 よく見ると…まじめに鉄砲を構えているモデルの方が裸に赤ふんどしなんです。
 なぜか別の絵でも、必ず裸に赤ふんどし。
 これにはみんな爆笑。一気に楽しい空気になりました。

 尼崎藩は砲術が有名で、その技術や日頃の鍛錬の成果を藩主に披露する場として、数年に一度、武庫川の河川敷で砲術の発表を行い、その合間に花火をあげるのが評判だったとのこと。花火職人ではなく砲術衆(武士)が、花火大会(?)を開催するというのは珍しいと思いますが、お殿様はもちろん、近隣住民が詰めかけ、京や大坂からも見物が来るような人気イベントになっていたとのことです。
 江戸時代というと厳しい身分制度というイメージがありますが、いつの世も自分のできることで人を驚かせたい、喜ばせたいという気持ちは共通なのかもしれません。

 他にも、尼崎藩は要所として有力な大名が配置されており、西国の外様大名が参勤交代で尼崎の街道を通る際には、必ず鉄砲を構えて警戒していたとのことです。そういった役割があるため、尼崎藩の藩主は家格は高くとも江戸の役職(老中など)に就かない慣例であり、大河ドラマなどには登場しないこと。

 また、尼崎城には江戸時代に入ってから天守閣が建設されていますが、これは非常に珍しいことであり、兵庫県下でも天守閣のある城は尼崎城と姫路城だけであったと学びました。
 3月の尼崎城一般公開に向けて、一同期待が高まります。

 「みんなのロビー」で夕方に始まった授業も、だんだん外の空の色が変化していき、終わるころにはすっかり日が暮れました。




 授業の後は、ロビーの照明を落として、偶然(?)始まったとなり町の花火大会を観賞。
 大人も子どもも、リラックスした雰囲気の中で、思い思いに時間を楽しみました。

 しかし、そこはみんなの尼崎大学のイベント。
 しっかり、参加者のうち初めて会った人の顔と名前を3人以上覚えて帰りましょうという宿題が出たのでした。

 学校の夏休みもあとわずか。
 夏の終わりの楽しい夕べでした。


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