学生生活

尼崎市立小園中学校 吹奏楽部のみなさんが、毎朝清掃活動をしているらしい!と聞きつけて、取材に行ってきました。
1年生から3年生までの部員のみなさんが、始業前の7時55分から約20分間、
校舎の玄関や廊下、階段、花壇の周り、北門、南門などに分かれて掃除をしています。


手抜き掃除ではありません。
玄関マットもめくり上げて、丁寧に掃除します。


玄関前のタイルはモップがけもしています。


校門前もきっちり掃除します。

吹奏楽部の部員は総勢53名。3グループに分かれ、交代制で掃除当番をまわしています。
この日当番だった17人のメンバーのうち、副部長の大西さんにお話を聞きました。

このような活動をしているのは、
「練習で教室などを使わせてもらっていることへの感謝の気持ちを行動に表したい」との思いから。
何代も前の先輩方から引き継がれているそうです。


休日にはもう少し広範囲に、学校周りの掃除もされています。
これも、「音を出しながら練習をしているので、近隣の方に迷惑をかけている。
練習させてもらっていることへの感謝の気持ちを表すために外周の清掃もしています」とのこと。

練習できることを当たり前と思わずに、感謝の気持ちを持つということを大事にされています。

そんな思いで日々練習に励んでいる、小園中学校吹奏楽部。
今年度は東阪神地区大会を2位で通過し、県大会では銀賞という優秀な成績を収められました。
受験を控える3年生は10月に引退してしまいますが、3月には3年生も含めたメンバーで定期演奏会を開催。
この定期演奏会で3年生を送り出します。
今年度は2019年3月23日 伊丹市のアイフォニックホールで演奏予定です。

「先輩たちから代々引き継がれてきたこの思いを、自分たちが卒部した後も引き継いでいってほしい」と大西さん。
先輩から後輩へ、またその次の後輩へと脈々と思いが繋がっていくのは、
部員のみなさんが日々一生懸命に取り組まれているからこそなのだと感じました。

顧問の水野先生は、次のようにおっしゃっています。
「部活動はたくさんの方に支えられて出来ている活動です。それに対して、何らかのお返しをしたいという生徒自身の思いが行動になっています。決してやらされ感はなく、生徒たちが主体的にやっていること。だから、サボろうとする生徒なんて一人もいないんです。」

生徒の自主性を尊重しながら、熱い気持ちで指導をされている水野先生。
「子どもたちの可能性は無限大。部活だけに止まらず、楽器を通して学んだことを次の動きへとつなげて欲しい。」
と、生徒たちへの期待を話して下さいました。


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