【中編】まちじゅう学祭、おわったで~!(平成30年10月6~8日)

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 10月6日(土曜)〜8日(月曜)に、みんなの尼崎大学まちじゅう学祭を行いました。尼崎のまちじゅうを舞台に、3日間で46の講座が開催。まちのみんなで力を合わせて、いっせいに、まちにまなびをまきおこす学園祭のような取組みです。

 今回はそれぞれのイベントをダイジェスト的にご紹介します。中にはまちじゅう学祭以外としてでなくても日常的に開催しているイベントもありますので、気になるものがあればチェックしてみてくださいね。それでは早速中編をご紹介します!

15.未来を担う子どもたちへ ロボットプログラミング教室

 尼崎商工会議所では、「子どもの理科離れをなくす会」主催のロボットプログラミング教室が行われました。参加者はプログラミングが簡単に体験できるソフトを使って、ロボットを動かしてボールを追うサッカーを行っていました。パソコンを思い通りに操る小学生たちの、これからが楽しみになる講座でした。


20.護美(ごみ)奉行御用達「刀とんぐ」づくり

 三和市場にある阪神ワーカーズこうべで、まちのごみを退治する護美(ごみ)奉行の皆さんが、ごみ拾い用のトングを刀に見立てて、紙で鞘(さや)や柄(つか)をつけてオリジナルの「刀とんぐ」を作る講座がありました。チラシから素材を集めたり色を塗ったりして、作業中は大人も子どもも没頭。完成後は尼崎城にまつわる歴史や庄下川についてのプチセミナーもありました。




21.チャリティ古着屋さんごっこ


 コープ尼崎近松店の売り場内で開かれた古着屋さんごっこ。接客八大用語の唱和や「授業参観に来たハリウッド女優」などのお題でスタイリング対決を行いました。ファストファッションが席巻するアパレル業界の課題を聞いたり、服を寄付することでも、買うことでも、社会に貢献できるということを学びました。


22.足ほぐしセルフケア講座

 塚口南地域学習館で普段はヨガも教えている先生の講座。リンパや血液の流れ促進、疲労回復、代謝機能の活性化などの話や、セルフマッサージを分かりやすく教えてもらいました。足をさわるだけで身体の不調を言い当てられたのにはびっくり。セルフマッサージは1日5分でいいとのことなので、お風呂上がりに続けています。




25.むぎわら音頭を踊ろう


 富松神社の斎庭で、収穫を祝うむぎわら音頭を踊りました。特に踊り方についての講義はなし。太鼓と三味線が鳴り始めると輪になって、目の前で踊る達人を「心の師匠」として、見よう見まねでステップを踏みます。踊り続けていくうちに自分も誰かの「心の師匠」になっているのです。1000年以上も前の人も、こんな風に踊っていたんだと思うと感慨深いものがありました。


27.赤ちゃんに学ぶ、育つチカラ!

 北図書館で同志社大学赤ちゃん学研究センターの小西行郎教授による講演会。先生自身、年子で双子の子育てをされたとのこと。ほぼ同年代の赤ちゃん3人を同時に育てることになるという体験談も交えた、実感のこもったお話でした。先生の落ち着いた語り口に、時々赤ちゃんの泣き声が合いの手で入り、抱っこしながら真剣に講義をきくお父さんの姿が微笑ましいイベントでした。


30.フラダンス体験♪年齢不問!初めての方も!

 塚口フラサークルさんのフラダンス体験授業。初心者の私には手と足をばらばらに動かすのが難しく…それでも授業の終わりには、どうにかこうにかみんなで1曲踊れるようになり感激!最後は参加者全員で輪になって、今日一緒に踊れたことに感謝をして終わりました。


31.簡単!ハワイアン柄のがま口と巾着作り

 立花公民館にて、針を使わないでボンドだけで完成する巾着づくりに挑戦しました。折って貼ってを繰り返すうちに、しっかりとした巾着が完成!洗濯しても大丈夫なボンドなので汚れても安心。がま口は、キチンと型どりをしないといびつな形になってしまうと聞いて、参加者は真剣に型どりをしていました。自分で作ったものだから愛着が湧きますよね。


32.親子で楽しむ ナチュラルセラピー

 小田地区会館で、4歳児と一緒に、子どもでも作れるバスボム、バスソルト作りに挑戦してきました。バスボムは先生の指導のもと、材料を計りながらビニール袋に入れて混ぜまぜ。型にはめて形成します。バスソルトは岩塩に色づけして、細長い透明なケースに詰めていきます。子どもの口に入っても安全なように、原材料はフランスやオーストラリア産の天然のもの。子どもの手作りとは思えない仕上がりに大満足でした。


34.アクティブ・ブック・ダイアローグを体験!

 みんなの尼崎大学の事務局がある、あまがさき・ひと咲きプラザでは、みんなの尼崎大学図書部の皆さんによるアクティブ・ブック・ダイアローグ体験会がありました。アクティブ・ブック・ダイアローグとは、1人では読み通せない本をみんなで分担して読みます。その後、自分の読んだパートの内容をまとめて、みんなでシェアし合うことで1冊読んだ気分になれます。今回は、伊藤洋一さんの「1分で話せ」を8人で分担して読みました。


 後編に続きます!

 ■【前編】まちじゅう学祭、おわったで~!
 ■【後編】まちじゅう学祭、おわったで~!