学生生活

 10月23日から25日の3日間、みんなの尼崎大学に兵庫県立尼崎高等学校の1年生4名が、インターンシップ生として来てくれました。みなさん最初は緊張の面持ちでしたが、地域の方々との会議に参加したり、ATTF2(まちのことを考えるアマガサキ・トゥ・ザ・フュ―チャ―2カードゲーム)を体験したほか、イベント企画・発表、施設への訪問など、盛りだくさんの経験をしてもらいました。

 施設訪問時のレポートをインターン生に作成してもらいましたので、ご紹介します。


 雑居工房に行きました。そこには、知的障害を持った人などいろいろな人が働いていました。
 仕事内容の1つは、牛乳パック回収です。回収した牛乳パックをトイレットペーパーやティッシュに変えて商品として売っています。牛乳パックの回収拠点は、尼崎市内外に約120ヶ所あるそうです。牛乳パックを家で捨ててしまう人がいると思いますが、集めて再利用する人が増えたらいいなと思います。
 2つ目は、砂糖を小分けにする仕事です。元々大きい袋に30kgの砂糖が入っていて、その砂糖を1kgの重さになるように小さな袋に小分けしています。1kgを測るのに機械なしで感覚だけで測れる人がいるそうです。
 3つ目は、いらなくなった衣類を集めてぞうきんにする仕事です。いらなくなった衣類を売ったり、捨てたりするのではなく、ぞうきんにして再利用できるようにしています。
 これらの3つの仕事を50人くらいでやっているそうです。本当は捨てる物でも再利用するというのは、資源の無駄がなくていいなと思いました。(川上 和輝)


 10月24日にポレポレハウスに行ってきました。ポレポレハウスは、障害者のみなさんのお仕事の場所です。初めて行く場所で不安と緊張でいっぱいいっぱいだったのですが、ポレポレハウスの皆さんが温かく迎えてくださったのでとても安心しました。みなさんとても仲良く和気あいあいとお仕事をされていました。みなさんが出来ることをちょっとずつ、こつこつとしていました。ビニール袋にかわいい折り紙のきのこが付いていたのですが、それは、1人の作業員の方が1つずつ折られて付けていらっしゃったのが「すごくいいなぁ」と思いました。
 ポレポレハウスの皆さんは、大きいことでも小さいことでも何事も一生懸命に取り組まれている姿を見て、私も何事も少しずつでもいいからやり遂げないといけないということを思わせてくれる場所でした。それに人一倍努力されている姿は、すごく良かったですし尊敬しました。(吉田 桜子)


 県立尼崎高校のインターンシップであまがさき・ひと咲きプラザというところに行った時、けま喜楽苑という介護施設を訪問しました。そこには高齢者たちが充実した生活をおくることができる部屋がたくさんありました。昔の日本の建物を重視した作りになっていて生活していると安心するような感じがしました。リビングでは、高齢者同士の会話ができるスペースがあって楽しそうに会話をしていたのが印象深かったです。車いすを使っている高齢者がほとんどだったのでエレベーターが広く、車いすを何台か乗せても大丈夫な作りになっていました。
 そのほかにも食事がついていて焼肉や天ぷらなどのおいしそうなメニューが用意されていました。高齢者の中には、食物を飲み込めない人もいるということで食べやすいようにしているメニューもありました。ほかにも介護施設にはないような場所がありました。それはお酒を楽しめるバーです。お酒が大好きな高齢者にとってはすごくいい環境だと思います。あと、それぞれの部屋があって自分の家のような感覚で過ごすことができるように和風の作りになっていました。部屋の壁に自分の好きな絵を飾ることもできます。(水永 章彦)

                                                 


 10月24日にインターンシップとして けま喜楽苑に行ってきました。
 けま喜楽苑では、高齢者の方が自分らしく暮らしやすいように様々な工夫がされています。けま喜楽苑に行ってまず目に入ったのは施設の中心にある一本の木でした。この木は施設の中に入っても、窓を見ると目につくようになっていて、施設の中でいつでも四季を目で見て自然を感じることができます。
 介護施設では娯楽があまりないのかもと思っていませんか?僕も今回のインターンシップでけま喜楽苑を訪問するまではそう思っていました。けま喜楽苑では、学校との交流や施設主催の文化祭などがあり、年齢に関係なく楽しめる行事があることは地域の人達との交流を深めることにもつながるので、とてもよい取り組みだと思います。
 けま喜楽苑は食事にも遊びがあります。高齢者の方の食事というとつけものみたいな食べ物を想像すると思いますが、実は、けま喜楽苑で働いている方が言うには、高齢者の方でも肉などの若い人が好きな食べ物をよく食べているそうで、実際にメニューを見てみると和食から洋食までとても幅広い種類の料理があって、食事が楽しみになるような工夫がされていました。
 今回の訪問では、けま喜楽苑の向かいにある「いなの家」という認知症の方が暮らしている施設にも訪問しました。いなの家は、純和風の家を意識された施設です。いなの家にも工夫がありました。けま喜楽苑と同じように、中心にいつでも四季を感じさせる木があって、それに加えていつでも庭にでられるよう縁側があり、本当に家だと感じられるつくりでした。
 今回インターンシップとしてけま喜楽苑に訪問させて頂いて、短い時間でしたが自分の知らないことについて知る良い機会でした。僕が経験したこと伝えるだけでしたがこれを読んで少しでも興味をもった人はぜひ施設で開ける行事に参加してみて下さい。(安田 広志郎)

                                                  


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