「まちじゅう学祭どうだった?の会」を開催しました(平成30年10月10日)

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 10月10日(水曜)学生相談室内で、みんなの尼崎大学「まちじゅう学祭どうだった?の会」を行いました。まちじゅう学祭とは、尼崎のまちじゅうを舞台に、10月6日(土曜)~8日(月曜)の三日間で46の講座を開催したもの。まちのみんなで力を合わせていっせいに“まちに まなびを まきおこす”学園祭のような取組みです。
 今回は、それぞれの講座の主催者の方にお集りいただき、初開催となったまちじゅう学祭の感想や反省の共有、来年の運営について話し合いました。


14時から16時までみっちり2時間行いました

 まずは参加者の自己紹介からスタート。どんな講座を行ったのか、やってみての感想などを発表しました。その後は写真を見ながら、ダイジェスト的に当日の様子を振り返っていきました。実際に参加した人のエピソードを聞きながら、写真で振り返ると、どの講座も面白そうで参加した気分になりました。


9番の「はじめての水彩画」の写真。猫の絵が可愛いですね

2番「あまがさきおもちゃ病院 塚口診療所」の写真。よく見ると「おもちゃ病院」のはずがドライヤーを直しています

 その後はひとつのテーブルに集まって、KPTという手法で振り返りを行いました。KPTとは、良かった点、今後も続けていきたいことを「Keep」、困ったことや反省点を「Problem」、次回に挑戦してみたいことを「Try」とジャンル分けし意見を出し合うこと。参加者全員で、より良いまちじゅう学祭にしていくためにアイデアを出し合いました。


主催者も場所を提供した人も事務局も、ざっくばらんに話し合います

 「Keep」では、「のぼりがあったので一体感が生まれていた」や「自分の活動を振り返る機会になった」、「尼崎の魅力について再発見した」などの意見がありました。
 一方「Problem」では、10月8日(月曜)に阪神尼崎駅周辺で行われていた市民まつりとまちじゅう学祭との連携についての「賑わいの二極化」という意見や、市外からの参加者も多かったので「チラシにマップやタイムテーブルがあれば分かりやすい」との意見が。他には「講座間の連携」があれば、近くで開催されている講座を紹介し合ったり、順番に参加できるよう講座の開催時間を組むことができたのではとの意見もありました。


付箋に意見を書いて模造紙に貼っていきます

 それぞれの「Keep」と「Problem」を共有してから、最後に「Try」を考えました。
 もっと分かりやすくするために「ウェブサイトを作っては」や「パンフのスマホ版を作る」などの意見や、「学祭のはっぴを作りたい」、情報発信を強化するために「レポーター発信部隊を作る」、「前夜祭のようなキックオフイベントをしたい」などのアイデアがありました。
 中には「学祭実行委員会を立ち上げて盛り上げたい」と、自分たちがメインになって定期的に会議を開き、より主体的に運営していきたいとの意欲的な意見もありました。


振り返りをすることで、より思い出深くなります

模造紙いっぱいにたくさんの意見やアイデアが出ました

 来年は「まちじゅう」というロケーションを意識しながら、当日だけでなく講座の企画段階から開催場所と連携して、より「みんなの学祭」にしていくことが目標です。また、たくさんのアイデアをいただいたように、「学祭」らしく、イベント全体の一体感や楽しさという部分の工夫もしていきたいです。

 これから実際に実行委員会が立ち上がるかも。実現したときは、こちらのホームページやみんなの尼崎大学のフェイスブックでお知らせします。気になる方はぜひチェックしておいてくださいね。