学生生活

奥が師範の石川哲也さん

 1月13日に尼崎市内で行われた武道の練習会の2つ目、本心鏡智流(ほんしんきょうちりゅう)槍術の稽古に参加してきました。
 
 槍術とは槍(やり)のこと。本心鏡智流はかつて尼崎藩をはじめ全国に普及していた槍術ですが、明治維新後の軍事教練の近代化により途絶えてしまいました。
 尼崎藩では藩主自らも稽古をされていた記録があり、尼崎城が再建されるのにあわせて、この槍術を復興させたいと努力している石川哲也さんを訪ねました。


鍵槍の寸法が書かれた古文書

鍵槍(江戸時代の本物)

 本心鏡智流は刃の手元側にL型の鉄がついている鍵槍(かぎやり)であることと、全長二間(約3.6メートル)もあるところが特長です。

 石川さんによると、本心鏡智流は途絶えたとはいえ、尼崎藩の本心鏡智流に関してはかなり詳しい古文書が存在していたことから復元が可能だったとのこと。関連する古文書も見せていただきました。


槍の長さは2間(約3.6メートル)もあります

 この鍵槍を使って相手の槍をねじ伏せる練習を体験させていただきました。


鍵の部分を使って相手の槍をねじ伏せます

 「鍵」の部分で相手の槍を受けようと意識しすぎると剣先が相手の顔より上にあがってしまいます。実践風に槍を相手の顔の位置まで下げて練習するのですが、長さが3.6メートルもありますので、重量もあり、長時間になると相手の槍を捌くのもなかなか大変です。
 石川さん曰く、鍵槍は防御の策としては優れているものの、鍵のある分、重量が出ること、守りの意識が上回るという欠点があるとのことでした。
 
 最後に試合形式の演舞を見せていただきました。石川さんを相手に、参加者が入れ替わりながら石川さんに打ちかかります。
 数分もの間、防具を着て動き回る石川さん。
 それでも歯が立ちませんでした。
 試合演舞の様子はこちらから(フェイスブックページ)



 今回、練習に参加していたのは約10名。
 まだ復活したところなので、今、本心鏡智流槍術を始めると確実に世界で10本の指に入ることができるそうです。(笑)
 
 本心鏡智流槍術の練習は西宮と尼崎(サンシビック尼崎)で行っています。
 我こそはと興味のある方はみんなの尼崎大学事務局までご連絡ください。


この記事を書いた人

みんなの尼崎大学事務局 立石 孝裕

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