学生生活

運動場に全校生徒が集合。清掃道具を手に持ち、いざ地域へ出陣!

 西昆陽にある市立常陽中学校では毎年、全校生徒による「ふれあい清掃」を実施しています。これは昭和57年の同校創立以来ずっと続いている活動で、生徒・先生・地域の方が一緒になって地域内を清掃しているものです。今年度は12月21日に実施され、50名近くの地域の方とともに参加してきました。



 比較的車の通りが多い道や、学校から遠方のエリアは3年生が、近くのエリアは1年生が担当するなど、下級生への配慮をしながらクラスごとのエリア分けがされています。
 校区内とはいえ普段は通らない場所も多くあるようで、「ここの建物が変わってる!」「こんなんあったかな?」と、地域の変化を先生や友達と共有していたのが印象的でした。
 また、生徒が友達のお母さんと喋ったり、保護者同士の交流があったりと、コミュニケーションの場にもなっています。参加された保護者の方は、「学校での子どもたちの雰囲気がわかるので、いい機会」「保護者以外の方とも顔を合わせるので、地域で見てもらっているという安心感が出る」とおっしゃっていました。



 清掃を終えた生徒は「なんでこんなごみがこんなところに?!と疑問に思った」「思ったよりいろんなごみが落ちていて驚いた。これから自分自身も気をつけようと思った」 と話します。


リヤカーいっぱいになったごみ袋。ここには積み切れていないものも。

 この活動は「ごみ一つない校区づくり」を掲げ、昭和57年の創立のときから始まったのだとか。一時期、生徒会や一部の部活動のメンバーだけで活動していた時期もありましたが、途絶えさせることなく続いていた活動を、小谷豪郎校長先生が校長として戻ってこられた際に、全校生徒による活動に戻されました。
 「地域で育ててもらっている子どもたちの成長を見て頂ける機会になる」と小谷校長先生。「あそこの道が危ないですよ、といった細かな情報が伝わってくるので、地域の方との繋がりは本当に大切です」とおっしゃていました。
 小谷校長先生が担任として赴任していた時の教え子が、今は保護者としてこの活動に参加しています。
「あの時は小谷先生が家まで毎日迎えに来てくれた」「当時は迷惑をかけたなぁ」と、昔の教え子たちと小谷校長先生とで思い出話に花が咲いていました。
 保護者が同校の卒業生という方も多いようで、「保護者が教え子だった私からしたら、今の生徒たちは孫のようなものです」と小谷校長先生は笑顔で話して下さいました。

「まさか娘が自分の母校に通うことになるなんて考えてもいなかった。結局、尼崎が一番居心地がいい。」との声も。
 
 世代を超えて続く活動とコミュニケーション、尼崎愛を感じた一日でした。


この記事を書いた人

みんなの尼崎大学事務局 中嶋 惠

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