学生生活

 小田公民館の子ども向けミュージカル講座「音楽劇と打楽器演奏にチャレンジ」を見学してきました。11月から2月までかけて1つのミュージカルを作り上げ、最後に舞台で発表するという連続講座です。

 練習しているのは、絵本「14ひきのあさごはん」をもとにしたミュージカル。出演者は、市報あまがさきで受講生募集の記事を見て応募した小学生15人です。
 今日は全12回講座の9回目。2月17日(日曜)の本番に向けて、練習は佳境に入っています。セリフ、楽器、歌と一通りの練習が終わって配役も決まり、通し稽古が始まっていました。


さぁ、今日もがんばるぞ!気合を入れて練習開始


 まずはみんなで円になるよう椅子に座って、足を動かしてリズムをとりながら「あめんぼあかいなあいうえお…」と発声練習
 二周目は、子どもたちの1人の提案で、もっと声が出るようにと立ちながら行うことに。さっきより足の動きが大きくなり、声も明るく大きくなります。



 続いて車座のまま、台本を見ながらセリフのおさらい。
 息のあったハンドパーカッションで楽器の部分を表現しながら、みんなゆっくりはっきりした声で、ちゃんと間をとってセリフを言うことができます。

 ここで歌や演技を指導する山田美穂さんからのアドバイス

「見に来た人は舞台の上にいるみんなを見てるよ!あー、あの人の立ち方かっこいいなとか。
 セリフがないところでも、見られていることを意識してね~

自分のねずみがどんなねずみなのか、それぞれ考えてみてね。
 何歳くらいなのか、恥ずかしがり屋なのかやんちゃなのか。見ている人に伝わるように演じてみよう


耳をつけたい人はだーれ?


 その後はいよいよ、ねずみの耳としっぽをつけて舞台の上に上がります。(本番は衣装も準備されるとのこと。)
 ピアノに合わせて歌を歌ったり、楽器で効果音を出したり、動きながら演技をしたり、練習したことを組み合わせて表現していきます。みんな声がよく出ていて、大人より思い切りと舞台度胸がある気も。


さて、何をしているシーンでしょうか?

 ホールの中では、同時に舞台スタッフの打ち合わせも行われています。こちらは、音響の三木貞明さん。
 場面ごとの配置図を書いたファイルを持参し、山田さんと相談しながら立ち位置やきっかけをメモしていきます。「ボランティアで関わっているけれど、もしお金を払って頼んだってここまでのことはしてくれないよ。」と笑います。


尼崎市役所のOB。照明さん、舞台さんと裏方トリオで長年ボランティアとして関わっているとのこと

 実はこの連続講座は、小田公民館で活動する「カラーくり人形劇団」代表の石田すぎえさんを中心に、ほとんどがボランタリーに運営されているとのこと。
 石田さんは、「子どもたちを枠にはめて見ないで、いろんな方向から可能性を見てほしい。そう思ってこの講座をやっています。」と話します。
 小田公民館では、来年度も同じように子ども向けの連続講座を予定しているとのことなので、参加したい人は要チェックですね!





 この日は、他にも、同時上演の人形劇の練習、ブラックパネルシアター(部屋を暗くして蛍光塗料を塗った人形や風景にブラックライトを当てて浮かび上がらせる劇)の準備、関西国際大学児童文化研究会の学生さんとの打ち合わせが行われていました。


関西国際大学児童文化研究会の皆さん。子どもたちのかわいい演技に思わず笑顔

 子どもたちの歌声にすっかり心が浄化され、まちの多くの大人たちの協力でこの講座が成り立っていることに感動しました。

 最初はお互いに知らない同士だった子どもたちが、回を重ねるごとに歌やセリフが上達するのはもちろん、グループとしてのまとまりが出てきたそうです。
 とはいえ、今のところは完全に「次は何て言うのかな?」「次はこの場面だからこっちへ動いてね」と言われながら、舞台の上を行ったり来たり。
 果たして、二週間後の本番はどうなるのでしょうか?

 子どもたちのミュージカル「14ひきのあさごはん」も見られる発表会はこちら。

「第19回カラーくり人形劇場」
■日時:2019年2月17日(日曜)13時開場 13時30分開演
■場所:小田公民館 ホール
■参加費:無料
■定員:先着160人
■申込:小田公民館(TEL 06-6495-3181、FAX 06-6495-3182)
■主催:カラーくり人形劇場実行委員会 共催:小田公民館
■詳細:http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/kouminkan/106_kouza/1005614/1015262.html


この記事を書いた人

みんなの尼崎大学事務局 山添 杏子(趣味:ミュージカル鑑賞)

ページトップヘ