【まちの人がおたからカードに!】4月のみんなの尼崎大学 相談室を開催しました(平成31年4月10日)

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 4月10日(水)に、今年度初の「みんなの尼崎大学 相談室」を開きました。昨年度までは「学生相談室」と呼んでおり、この「学生」とはみんなの尼崎大学生のことを指しています。みんなの尼崎大学には誰でもその場で入学できるため、より多くの方が参加できるようにと、4月からは「みんなの尼崎大学 相談室」略して「みんなの相談室」として新たに出発します。心機一転、今年度もよろしくお願いします。

「みんなの尼崎大学 相談室」とは…
 毎月第2水曜日の9:00〜21:00にあまがさき・ひと咲きプラザひと咲きタワー8階「みんなのロビー」で開いています。「尼崎でこんな活動・事業をしてみたい」「進めたいプロジェクトがあるのだけど、仲間が足りなくて」「あまりアイデアは出せないけど、お手伝いをしてみたい」など、活動の場を見つけたい人や広げたい人が相談できる1日です。
 参加者同士が交流できるコアタイムは、
・ひるのミーティング(12:00〜13:30)※お弁当をご持参ください
・よるのミーティング(19:00〜20:30)
 それ以外の時間で相談員(コーディネーター)へ個別相談をすることもできます。

ひるのミーティング(12時~13時半)

 お昼ご飯を食べながら相談したいことを話す「ひるのミーティング」。先月までの「ランチミーティング」から、こちらも名前を変更。


ひるのミーティングは、最初は30分くらいでみんなでワイワイお昼ご飯。残り1時間は、参加者のお悩みにみんなでおせっかいします。

 今回は、15人が参加し、5つのテーマを話し合いました。テーマは、
・身体障害者福祉センターのボランティア養成講座
・みんなの尼崎大学チャリ部表彰式
・尼崎城盛り上げ隊交流会のシェフ募集
・イベント「歌と音楽・健康フェア」
・まちじゅう学祭実行委員会の募集 です。

 ボランティア養成講座について相談を持ちかけたのは、身体障害者福祉センターの酒井千彰さん。身障センターは、障害者手帳を持っている人しか利用することができませんが、利用者の方以外にもサポーターとして関わってもらいたいとのこと。そのために、「ボランティア養成講座」のキックオフイベントとチラシの相談でした。


ボランティア養成講座の募集チラシ。実際の写真が入ると分かりやすくなりそうですね。

 参加者からは、「何か興味の持ちやすそうなテーマとくっつけて企画してはどうか」や「どんなボランティアがあるか分からないので、チラシに写真を載せて具体的に紹介してはどうか」などのアイデアが出ました。


 みんなの尼崎大学「チャリ部」の今田大介さんからは、「自転車マナーアップポイントアプリの実証実験(自転車で走行中に交差点で停まるとポイントがもらえる仕組み)」で実証実験参加者の中で獲得ポイント上位3人に表彰状を渡したい。どこで表彰式を開催すれば喜んでもらえるかという相談が。


 中央に座るのは、尼崎城盛り上げ隊の「尼が咲」さん。毎月25日に開いている尼崎城盛り上げ隊の交流会で、30人前程度の料理を作ってくれる人を探しているという相談がありました。
料理が参加者同士のコミュニケーションのきっかけになっていて、今まではガーナ料理やパキスタン料理がふるまわれたそう。

よるのミーティング(19時〜20時半)

 今回から「よるのミーティング」に名前が変わった、元「放課後ミーティング」には18人が参加。4つのテーマと4つの告知、報告がありました。テーマは、
・ヘルパーだらけの憩いのカフェを作りたい
・日本語教室の先生を募集中
・飛び出すペーパークラフトの可能性
・「おおきに!おせっかいゲーム」 の4つ。


まずは自己紹介からスタート。今回は5人が初参加されました!

 「ヘルパーだらけの憩いのカフェを作りたい」とテーマを出したのは、初参加の武田雄斗さん。武田さんは数ヶ月前に東京から関西に引っ越してきたそうで、現在はヘルパーの仕事をされています。「同業者ならではのお悩み相談ができたり、ふらっと来て憩えたりするカフェを作る夢があります。ストレスを共有できる場があれば、福祉業界の離職率も減るのでは」と相談を持ちかけました。勉強会などかしこまった場とは別に、ヘルパー同士がふらっと行けるカフェが欲しいと考えているそう。


初参加の武田さん。

 「何かない?」と聞かれて「実は…」と切り出しました。参加者からは「カフェは常設で作るイメージですか?」という質問や、「近くの飲食店の2階を借りられるので、お試しで開いてみては」とアイデアが出ました。「ふわっと想像していただけ」という武田さんの夢が、実現に向けて動き出しそうですね。


 大阪おせっかい研究所の山田晃全さんからは、前回に引き続き、製作中の「おおきに!おせっかいゲーム」に意見が欲しいと相談が。実際にやってみないと説明だけでは分かりづらいという参加者の声から、次回のみんなの相談室で、「おせっかいゲーム」を体験してみることになりました。


気になるテーマがある人は事務局にお声かけくださいね。

 今年度は、みんなの相談室に参加した人の特技や、そのおなやみをカードにして、みんなのロビーに掲示してみようと計画中。尼崎のまちを考えるカードゲーム「アマガサキ・トゥ・ザ・フューチャー」のリアル版のようなイメージです。このカードを通してみんなの尼崎大学生同士がぐっとつながる機会がぐっと広がるのではないかと、わくわくしています。



 次回のみんなの尼崎大学 相談室は5月8日(水)。9時から21時までみんなのロビーで開催していますので、興味のある人は一度訪れてみてくださいね。