尼崎 FUTURE GAME CENTER (2020年2月2日)

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JR尼崎駅前にあるキューズモールあまがさきで尼崎発のカードゲーム大会「尼崎フューチャーゲームセンター」を開きました。

尼崎発のカードゲーム「アマガサキトゥザフューチャー2(ATTF2)」とは
尼崎のおたからを使って尼崎に住む人のおなやみを解決するおせっかいを考えるカードゲームです。

ATTF2とは?

ATTF2はおおむね小学校4年生以上であれば、だれでも参加できるゲームで、市内の学校や集会所など、さまざまなところでプレイされています。
しかし、今までは大人と子どもが混ざってプレイする機会はなかなかありませんでした。
今回の大会は、幅広い世代のまちの人がATTF2を通して尼崎を知り、みんなで尼崎のことを考えることができるようにと、企画しました。

午前中は、誰でも参加できる予選大会です。各テーブルの勝者が、午後からの決勝戦に進出する権利をもらえます。


決勝戦出場者には、キューズモールあまがさきから豪華賞品が。

キューズモールが開店する10時になると、事前に協力を呼びかけていたゲームマスター※たちが、どこからともなく続々と集結。自前のATTFウェアを家から着てきている猛者もいたり、みんなやる気満々です。

※ゲームマスターとは
ATTFのルール説明をしたり、ゲームを進行をする人のこと。赤色や黒色などのATTFのロゴが入ったTシャツを着ています。ATTFの開発メンバーや有志で集まった市民、賛同する尼大生のみなさんが協力してくれています。


イベント1週間前に開催されたゲームマスターミーティングの様子。

10時半の受付開始の時点で、テーブルは満席状態。
「学校の授業でやって楽しかったから」と来てくれた子もいれば、「学校で娘がチラシをもらってきたので」と親子で参加してくれる人もいました。


予選では4人1テーブルでゲームを行います。テーブルで出たおせっかいアイデアの中で、どのアイデアが良いか選びます。


大人も子どもも交じってのゲーム大会。どちらが有利ということもないはずですが、頭が柔らかく発想力が柔軟な子どもたちの考えるおせっかいが選ばれることが多いようです。



予選を勝ち抜いた10人が午後からの決勝戦に出場してくれました。
5人ずつ2グループで決勝戦を戦います。
おせっかいが選ばれた回数と得点で今回の大会の優勝者が決まります。


司会はFMあまがさきのDJ牧野篤史さん。




優勝したのは市内の小学校に通う5年生の中原椛さん。中学生の梢さんと姉妹コンビで参加してくれました。



梢さんは妹の椛さんの発想力に驚かされたそうです。
柔軟な発想でたくさんの素敵なおせっかいを考えてくれました。
優勝賞品はあまがさきキューズモールで使える5000円分のギフトカードです。



続いて、今日の大会の中で生まれた一番のおせっかいが表彰されます。
浜小学校に通う島田すみれさんのおせっかい。


尼崎の遺跡に子どもたちが遊びに来ない…というおなやみ。「自転車専用道路」と「あんかけちゃんぽん」と「尼
いも」を使って、子どもの気持ちを刺激するおせっかいを考えてくれました。


すみれさんにはあまがさきキューズモールのキャラクター、「アマーガガ」の非売品のパペット人形が贈られます。





そして、すべてのおたからカードを見ながら最強の組み合わせを考えるベストコンボ賞の表彰です。

ベストコンボ賞には2つのおせっかいが選ばれました。
1人目は潮小学校の水野彩花さん。


「お笑い」と「小学校」のおたからカードをつかって、みんなで楽しく尼崎の川をきれいにするおせっかいを考えてくれました。


2人目は園田在住の北村奈保子さん。


近所の一人暮らしのおじいさんを最近見かけなくて心配…というお悩みに、「商店街」のカードを使って高齢者と子どもたちの子ども食堂を作るというおせっかいを考えてくれました。


二人にはあまがさきキューズモールにあるMOVIXで使える映画鑑賞ペアチケットが送られます。




今回の大会では総勢およそ70人の人たちが参加してくれました。


カードゲームを通じて、遊びながら楽しく尼崎のことを学べて、地域と自分のつながりを考えることができるATTF2。

市内の学校や地域、市外にも広がりながらどんどん勢力拡大中。これからどのような展開が生まれるのでしょうか。
一緒にゲームの進行をしてくれるゲームマスターも随時募集中です。




ゲームマスターのみなさん、ありがとうございました。

カードの貸出・お問い合わせは以下のあて先まで、よろしくお願いします。

尼崎市若王寺2丁目18番3号 あまがさき・ひと咲きプラザ ひと咲きタワー9階
尼崎市役所 協働部 生涯、学習!推進課
電話番号:06-4950-0387