学生生活

 3ヶ月連続で「ひと咲きプラザ」を飛び出して、市内の生涯学習プラザで開催しているみんなの相談室。11月11日(水)は、「中央北生涯学習プラザ」で開きました。

 「みんなの尼崎大学 相談室(略して、みんなの相談室)」とは…
 毎月第2水曜日の11:00〜21:00にあまがさき・ひと咲きプラザなどで開いています。「尼崎でこんな活動・事業をしてみたい」「進めたいプロジェクトがあるのだけど、仲間が足りなくて」「何ができるか分からないけど、お手伝いをしてみたい」など、活動の場を見つけたい人や広げたい人が相談できる1日です。
参加者同士が交流できるコアタイムは、
・ ひるのミーティング(12:00〜13:30)
・ よるのミーティング(19:00〜20:30)
それ以外の時間で相談員(コーディネーター)へ個別相談をすることもできます。

 会場となった中央北生涯学習プラザは、尼崎総合医療センターの近くで、市役所から南へ徒歩5分ほど。梅香小学校跡地に建ったことから、「梅プラザ」の愛称で呼ばれています。
 エントランスが吹き抜けになった空間は広々としていて、平日も貸室でのグループ活動に来た大人や、遊びや勉強に来た子どもたちがにぎやかに行き交います。

ひるのミーティング

 ちょうど当日の午前中に3回連続ファシリテーション講座の最終回があり、ファシリテーション実践の場を見てみたいと、受講生の皆さんが合流してくれました。
 そのうちの一人がラジオ体操指導士の池田さん。そんな資格があるとはみんな知らなくてびっくり。
 ひるのミーティングは、池田さんと一緒に参加者一同でラジオ体操をして、頭も身体もスッキリ、楽しい気分で始まりました。


ひるのミーティングは相談室初のラジオ体操からスタート

今回のひるのミーティングに持ち込まれた相談事やおしらせは4つ。

・梅プラザを地域の居場所にしたい
・配管工の若い職人を育てたい
・「おだのまなびヤ!」センセイの決定とボランティアの募集
・「わいわい立花かいわい会」のお知らせ


まだ知らない人にどう届ければいいかと相談する春田さん

 「梅プラザを地域の居場所にしたい」とテーマを出したのは春田さん。両親が働きに出ている間、自宅で留守番をする子どもが多いことに課題を感じ、プラザを子どもたちの居場所にしようと企画しているそう。
 「ファシリテーション講座を一緒に受けた仲間とも相談して、毎月5の付く日に開いてみたいと思っています」との投げかけに、「友達や大人と出会える『たまり場』になればいいな」とか「さっきスーパーに行ったけど、入り口を入って焼き芋の香りがしたら楽しそう」、「一緒に身体を動かすのがいい。ラジオ体操の時間を作ろう」などのアイデアがありました。これからどんな展開が生まれるのか、楽しみですね。


情熱的な語りで参加者を惹き込む照屋さん

 作業着姿で初参加したというのは照屋さん。「水道の配管工事をする会社をしています。絶対なくならない仕事だし、技術も身に付くので若い人に魅力を知ってほしい。ここは何でも相談に乗ってくれるというので来てみました」とのこと。
 尼崎の中小企業の魅力を高校生に伝える「ワザカタログ」という冊子を作っている団体があり、ちょうど翌週にここ梅プラザで関連イベントがあるということが分かり、「自分で調べているつもりでも知らないことが多いものですね。早速参加してみます」と目を輝かせていました。

学生とつくるシゴト図鑑「ワザカタログ」

新しいスポーツを体験しよう


囲碁ボールを楽しむ子どもたち。大人も子どもも大盛り上がりでした

 15時からは「新しいスポーツを体験しよう」のコーナー。市民大学帰りのシニアと学校から帰ってきた小学生も加わって、囲碁ボールやスローインビンゴ、モルックを楽しみました。
 先月に引き続き、誰でも気軽に遊べるニュースポーツは敷居が低く、参加しやすいようです。
 子どもたちの賑やかな声を聞きながら、大人たちは作戦会議。そんな光景が見られるのもプラザならでは。すでに多くの子ども達の放課後の行きつけになっているようです。


子どもたちが遊んでいる同じ空間で、

尼大忘年会(飲まない食べない)の企画をする大人たち

よるのミーティング


 よるのミーティングで参加者が持ち寄った話題は6つ。

・こども食堂「ひまわり食堂」の再開
・ママさんのコミュニティづくりをしたい
・尼崎に住んでいるベトナム人を紹介してほしい
・クリスマス会出演者募集
・尼崎版ファッションショー「尼コレ」の野望
・コミュニティスクールの話

 障害のある子どもたちの放課後デイサービスで働いているという藤本さんからは「梅プラザでクリスマス会を企画中です。子ども達に向けて手品をしてくれるマジシャンを探しています。」と相談が。
 すると、その場にいた参加者から「私で良ければ、手品できますよ」と手が上がり、会場のリクエストに応えて即席マジックも披露してくれました。その後、クリスマス会当日の出演交渉も成立したようです。
 「先月は短歌に詳しい人を探しに来てすぐ見つかって驚いたのですが、今日はまさかとなりに座っている人がマジシャンだったとは」とにこにこする藤本さん。


「尼コレ」を開きたいと話す秋田さん。子育てに関する話題が多い一日でした

ミーティング以外でもステキな出会いがありました

 「小学生の登下校時の見守りボランティアを募集している」と相談員に個別相談された北尾さん。たまたま同じタイミングで「地域でできるボランティアを探しています」と立ち寄った月足さんと奇跡のマッチングが。
 その場で連絡先を交換して、実際に活動につながりそうです。


左から月足さん、北尾さん、中央地域課の饗庭さん

 なかには参加者同士で話し込んでいる人も。相談室常連の籾田さんは、ミーティングで「こんなことがやりたいです」と相談を持ちかけた人と連絡を取り合い、活躍の場や人を紹介したりと、頑張る人を籾田さんのできることで応援しているそう。この日も8月の相談室で知り合った西川さんとおしゃべりしていました。「籾田さんが応援してくれるから、頑張ろうって思うの」と西川さん。
 相談員に個別相談するだけでなく、新しく知り合った人とお節介し合う関係になれるところも、みんなの相談室の魅力のひとつかもしれませんね。


左が相談に乗る籾田さんと、人々の自己肯定感を高める活動をしたいと話す西川さん

みんなの相談室はひと咲きプラザへ帰還

 どうなるかな?と思いながらはじめた出張開催ですが、行く先々で新しい出会いがあり、どれも思い出に残る回になりました。
 相談室の出張後、武庫西生涯学習プラザでは「みんなのホームルーム」(毎月第3木曜日)がはじまり、中央北生涯学習プラザでも「5のつく日」に集おうという企画が生まれつつあり、これからまちの中に少しずつ「みんなの相談室」のような風景が増えていきそうです。

 次回は12月9日(水)11時から、3ヶ月ぶりに「ひと咲きプラザ」で開催します。
とうとう今年最後の相談室になりました。「尼崎で何かやってみたい」「頑張る人の応援をしたい」という方はぜひご参加くださいね。


この記事を書いた人

みんなの尼崎大学事務局

ページトップヘ