学生生活


 3ヶ月ぶりに「ひと咲きプラザ」のアマブラリで開いたみんなの尼崎大学相談室。あっという間に2020年最後の開催になりました。今回も初めましての参加者を交え、さまざまな相談事が持ち込まれた様子をご紹介します。

「みんなの尼崎大学 相談室(略して、みんなの相談室)」とは…
 毎月第2水曜日の11:00〜21:00にあまがさき・ひと咲きプラザで開いています。「尼崎でこんな活動・事業をしてみたい」「進めたいプロジェクトがあるのだけど、仲間が足りなくて」「あまりアイデアは出せないけど、お手伝いをしてみたい」など、活動の場を見つけたい人や広げたい人が相談できる1日です。
参加者同士が交流できるコアタイムは、
・ ひるのミーティング(12:00〜13:30)
・ よるのミーティング(19:00〜20:30)
それ以外の時間で相談員(コーディネーター)へ個別相談をすることもできます。

初参加も大歓迎!


今回はアマブラリ1階の会議室でミーティングを開きました

 今回のひるのミーティングに持ち込まれた相談事は、
・ おだのまなびヤ!のその後
・ ひと咲きプラザに果樹を植えよう
・ 演歌歌手と居場所づくりを
・ ジュニアオーケストラを作りたい 等の6つ。

 初参加の一ノ瀬さんからは「演歌歌手と居場所づくりを」のテーマがあがりました。一ノ瀬さんは過去に、家族の介護の難しさや不安をひとりで抱えていた時期があるそう。しかし、周囲の人に話をきいてもらったりアドバイスをもらったりすることで、気分が晴れ元気をもらうことができたと言います。
「介護をしている人は孤独になりがちなので、そんな人が同じ悩みを抱える人と出会える場所を作りたいと考えています。銭湯で働いていたときに、宴会場で演歌歌手の公演を聞くシニアが生き生きとしていたことを思い出し、私も介護疲れをしている人や元気のないシニアのために演歌歌手の公演を開きたいんです」と一ノ瀬さん。でも自分でイベントの準備となると何から手をつけて良いか分かずに相談室に参加されたそう。


熱い思いを話す一ノ瀬さん(中央)

 各地域には「百歳体操」や「いきいきサロン」などシニアが元気に集う活動があるので、まずはそこを訪れながら、一緒に企画を進める仲間を探してみようかということになりました。実は毎回、ひるのミーティングで出た話題はよるのミーティングでも共有しています。よるのミーティングに参加したカラオケ教室の先生から、早速興味をもって手伝ってくれそうな人がいるという情報が。今後の展開が楽しみです。


長年オーケストラで指揮を執る田村さん。塚口でジュニアオーケストラを作りたいと相談がありました

ひと咲きプラザの市職員から敷地内に実のなる木を植えたいという持ち込み企画も

個別相談タイム


細尾さんを囲んでカードゲームを体験しました

 個別相談タイムでは、防災士として活動する細尾さんから「防災について学べるカードゲームを一緒に体験してほしい」との持ち込みがありました。「避難所HUG」は、学校の図面を見ながら避難所を開設するゲーム。プレイヤーは避難所の責任者として、次々と訪れる地域の人をどの場所に配置するかなどを考えます。はっきりとした正解のない中でのゲームは難しく、もう少し進行方法を工夫する必要があるのではという話に。
細尾さんは「防災士仲間と練習を積んで、スムーズに進行できるようになったらまた持ってきます」と話していました。

また、12月13日(日)の「尼大望年会」の打合せも。この忘年会は、今年はいつもの忘年会はできないけれど、尼大生と一緒にこの一年を振り返りたいと西山さんと和田さんが企画してくれたもの。
 当日のプログラムが決まり、その楽しそうな雰囲気が伝わったのか、この日の室内をきっかけに3人から新たな申し込みが。

パートナーシップ宣誓制度を知っていますか?


よるのミーティングは19人の参加がありました

 ミーティングの最初には、いつも一人一言ずつ話す「チェックイン」をしています。
 この日のお題は「クリスマスプレゼントにほしいもの」だったのですが、古着屋さんの和田さんを中心に誰かのほしいものに対して「それあるよ(あげるよ)」が飛び交い、笑い声が起こります。

 よるのミーティングに持ち込まれた相談は、
・ ポリテクセンターを見学したい
・ LGBT活動を攻めたい! の2つ。

 「LGBT活動を攻めたい!」とテーマを出したのは、LGBTの勉強会や当事者・理解者の交流の場を作る「MixRainbow」の井餘田さんと藤原さん。設立から1年が経ち、多くの人がイベントに参加してくれるようになったり、市役所の研修に講師として呼ばれたりと、着々と活動を進めていますが、どんどんやりたいことがあふれてくるそう。

 2020年1月より尼崎市ではパートナーシップ宣誓制度がスタートし、カードを発行すると、緊急手術の同意ができたり一緒に部屋を借りられたりと、さまざまな場面で2人の関係を表すことができるようになりました。「でも不動産屋でカードを見せても『これなに?』と分かってもらえなくて、部屋を借りることができない現状が続いています。もっと知ってもらいたいんです」と藤原さんは話します。参加者からは「宅建協会と連絡が取れるので、不動産屋が集まる場で研修できないか聞いてみることができますよ」とダイレクトなアドバイスが。
 他にもどんどんアイデア募集中とのことなので、何かお節介できる人は事務局までお知らせくださいね。


LGBTを表す6色の旗を持ってパレードしたいと話すお2人

 さらに、井餘田さんからはこんな相談も。「世界ではLGBTを表す6色の旗を持ったパレードがあるので、尼崎でもできないかしら?参加者からは「夏に貴布禰神社で開かれるだんじり祭りでは、道路規制をするのでその時に一緒にパレードしてはどうか」と提案がありました。「せっかくなら、車椅子の人やベビーカーを押している人、ただのおじさんのパレードとか色んなパレードがあれば面白そう!」とのアイデアも。尼崎ならではのパレードになりそうな楽しいイメージが湧いてきました。
 ミーティングが終わってからも、閉館時間まではあちらこちらで改めて自己紹介したり、感想を言いあったりしている姿が。最後は「蛍の光」の流れる中、ガーランドや椅子やテーブルをみんなで片付けて、今年の相談室はおしまい。
 
 次回は2021年1月13日(水)11時から、「ひと咲きプラザ」で開催します。2020年もみんなの相談室への参加や、このレポートをお読みいただき、ありがとうございました。2021年もよろしくお願いします。良いお年を!


この記事を書いた人

みんなの尼崎大学事務局

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