【小ネタ集で大盛り上がり】4月のみんなの尼崎大学 相談室を開催しました(令和3年4月14日)

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 4月14日(水)は今年度はじめてのみんなの相談室を開きました。今回はまん延防止等重点措置の関係で20時までの時短開催でしたが、みんなでウッドデッキに座って春の風を感じたり、たくさんの初参加者を迎えてミーティングをしたりと、盛り上がった様子をご紹介します。

「みんなの尼崎大学 相談室(略して、みんなの相談室)」とは…
 毎月第2水曜日の11:00〜21:00にあまがさき・ひと咲きプラザで開いています。「尼崎でこんな活動をしてみたい」「進めたいプロジェクトがあるから、仲間が欲しい」「何ができるかわからないけど、お手伝いをしてみたい」など、活動の場を見つけたい人や広げたい人が相談できる1日です。
参加者同士が交流できるコアタイムは、
・ ひるのミーティング(12:00〜13:30)
・ よるのミーティング(19:00〜20:30)
それ以外の時間で相談員(コーディネーター)へ個別相談をすることもできます。

初参加者いっぱいのひるのミーティング


みんなでウッドデッキに腰掛けておしゃべりしました

 今回のひるのミーティングは25人が参加し、そのうちの約3分の1が初参加とのことで、ニューフェイスを交えて6つの相談事を考えました。テーマは、
・ フラワーアレンジメントをする仲間募集
・ 映画「子どもたちをよろしく」の自主上映会をしたい
・ インクルーシブ公園を小田南公園に作りたい
・ 猫カフェの定休日を地域のために開放したい
・ 楽しいも苦しいも一緒に乗り越えられる地域のつながり作りがしたい
・ 赤ちゃんを連れた散歩におすすめのスポットを教えてほしい


相談者を囲んでアイデアを出し合います

 いつもは参加者全員で相談事を考えますが、今回は参加者とテーマが多かったので興味のあるテーマに分かれてそれぞれお節介をしました。
 「インクルーシブ公園を小田南公園に作りたい」とテーマを出したのは上村さん。阪神タイガースファーム施設の誘致が検討されている小田南公園に、障がいのあるなしに関わらずみんなが一緒に遊べるインクルーシブ公園を作りたいと考えているそう。ファーム施設の誘致と同時にインクルーシブ公園を作ることを目標に、実際に尼崎市とやりとりも進めているとのこと。参加者からは「障がいを持っている人やその家族と一緒に、どんな公園や遊具だったら使いやすいかを考えるワークショップを開いては」とのアイデアがありました。


右が赤ちゃんを連れて参加した西山さん

 園田にあるホームホスピスで働きながら、おふろ部や尼大花見会などを企画する西山さん。「地域で子育てしよう」と友達の赤ちゃんを連れて相談室に遊びに来てくれました。「ママの負担を減らすために、赤ちゃんを連れて尼崎を散歩しています。おすすめスポットや、歩いたコースや歩数が分かるアプリがあれば教えてください」とのこと。参加者は代わりばんこに赤ちゃんを抱っこして癒されていました。


右が猫カフェを経営する石井さん。本業はリフォーム業をされています

 「猫カフェの定休日を地域のために開放したい」と相談を持ちかけたのは石井さん。武庫元町の商店街で猫カフェを4年前から経営していて、定休日の火曜日にお店を開放して何か利用して欲しいと考えているそう。「障がいを持った人やご老人など、普段の営業時間では気を使って入って来られない方に向けて、何かやりたいと考えています」と石井さん。9匹の保護猫はみんな大人しく、お客さんの膝に乗ってくつろぐことも多いそうで、車いすの人でも楽しめると話します。
 武庫西生涯学習プラザでは毎月第2木曜日に「mukoキャンパス みんなのホームルーム」を開催しており、より武庫地域に特化した情報を得ることができるので、相談員と一緒にホームルームにも参加することになりました。

個別相談も受け付けています!


左から2番目が小田地域で活躍している牧村さん

 個別相談タイムでは、子どもたちに昔あそびを教えている牧村さんが参加しました。ボーイスカウトや尼崎市内の小学校でレクチャーをしたり、生涯学習プラザで講座をしたりと大活躍の牧村さん。84歳という年齢を全く感じさせず、バイタリティに溢れ、細かい作業もあっという間に仕上げていきます。次々と牧村さんの道具箱から出てくる昔あそびの小物に「懐かしい!」と盛り上がっていると、相談員に風車作りを体験させてくれました。


尼崎大学では学生証の発行もしているので、ぜひ入学してくださいね!

小ネタ集で盛り上がりました


よるのミーティングは18人の参加がありました

 よるのミーティングでは大きなテーマはなかったのですが、「せっかくだからちょっと聞いてみたい」という小ネタの相談事が7つ集まりました。
・ すずらんの話
・ 投票率の話
・ フットサルと外国人の話
・ もらったりんご箱の話
・ ひとり飯の話
・ 異動にモヤモヤする話
・ 在宅勤務でのお昼ご飯の話


「末期高齢者です」と自己紹介をして笑いを誘う冨松さん

 「すずらんの話」を持ちかけたのは冨松さん。30年前に自宅に植えたすずらんが、近年は満開の花が咲かなくなってしまったそうで「詳しい方がいれば対処法を教えてください」と投げかけました。参加者はスマートフォンで検索して、「肥料が足りないのでは」や「株分けが必要らしい」などそれぞれの検索結果をアドバイスしていました。こんな小ネタのような相談事を真剣に考えるのも、みんなの相談室ならではですね。


国際交流協会の古川さん。外国人のフットサル大会を企画しているそう

尼崎市の写真部部長の富奥さん。ひとり飯についてテーマを出しました

 次回は2021年5月12日(水)11時から「ひと咲きプラザ」で開催します。初めての方も参加しやすい雰囲気ですので、お気軽にご参加くださいね。相談員一同、お待ちしております。
 もし緊急事態宣言が延長となった場合は、オンラインでの開催にするので、尼崎大学のFacebookや尼崎市のホームページをご確認ください。