学生生活

 市内の色々な場所で活動されている団体さんをより深く知っていただき、関わってくださる方の輪を広げることを目的に、私たち職員が活動に直接お邪魔させていただき、お試し体験レポートをお届けしようという新入生勧誘企画「新歓情報」も今回で第3回目を迎えました。

 第3回目の今回は、阪急塚口駅南側にあるスカイコムで開催された「オープンカレッジ広場」に私たち尼大職員の梶川と薮田がお邪魔させていただきました。
 「オープンカレッジ広場」を主催しているのは、尼崎を愛し環境を思う人が出会い、ともに学び、実践へのきっかけをつくる場「あまがさき環境オープンカレッジ」さん。
 こちらではみんなあだ名で呼び合うということで、私たちも「かーじー」「やぶちゃん」と呼んでもらうことになり、お手伝い開始。
 最初のお手伝いは、さんさんタウン二番館4階の事務所からスカイコムに荷物を運ぶ作業。あまりの荷物の量に圧倒されていると、スタッフのまりさんが、「ミニあるもんで交歓会で使うものなのよ~」とにこやかに教えてくださいました。


大量の荷物たち


 捨てるには忍びないけれど家の中で眠ってしまっているものを持ち寄り、欲しい人がもらっていく「あるもんで交歓会」。
 知らない人ばかりで勝手もわからない中、10名ほどのボランティアスタッフさんと一緒に汗だくになりながら、荷物を運搬していたのですが、「食器はこっちだよ~」「洋服はあそこらへんにお願い!」と優しく声掛けしてもらい、スムーズにお手伝いできました。
 大量の荷物を運び、品出しをしていると、時間前から待ちかねている常連さんたちの姿が。みなさん、10時の開始とともに、お目当ての品物を探し始めます。


 会場では「ミニあるもんで交歓会」のほか、香美町のお野菜販売コーナーや、エコキャップなどの回収コーナー、手作り雑貨販売のコーナーも。香美町の方は、近くでしていたアンテナショップを閉店する際、新たな出店場所を探していたところ、「よかったら」とここを紹介してもらったとのこと。新鮮なお野菜目当てのお客さんも多いようで、皆さんがこぞって購入されていました。


野菜販売コーナー


手作り雑貨販売コーナー

 また、食器スペースで持ち帰り用の包装のお手伝いをしていると、始まる前に「かわいいね」と言っていたポンデライオンの急須を持ち帰る方が。「ちょうどこんなサイズの小さい急須が欲しかったのよ~」と嬉しそうな顔にこちらも思わずにっこり。
 気づけば会場は、あちらこちらでスタッフさんとお客さんの「最近見かけへんかったけどどうしたん?」「いや~自転車でこけちゃってん」というやり取りや、見知らぬお客さん同士の「このガラス食器きれいな~」「ほんまやわ~」というゆるやかな交流の場に。
 フランクなお客さんの勢いに乗じ、やぶちゃんも「これ燻製するときとかに使えそうじゃないですか?」とお客さんに話しかけはじめます。


お客さんに話しかけるやぶちゃん

 最初の人波が落ち着き、スタッフさんとお話中、ふと「なんでこのボランティアをされているんですか?」と聞くと、皆さん口々に「これが生きがいなのよ!生きがい!」と力強いお返事。
 そのうちのお一人、ともちゃんは、「最初は、あまがさき環境オープンカレッジで出前講座のお手伝いをしてたんだけど、あれよあれよと巻き込まれて、こっちにも顔出すようになって。でもねぇ、みんなでこうやって定期的に会って、とりとめのないようなことばっかり話すのが楽しくて、やめられなくなっちゃったのよね」とお話してくださいました。
  家で眠っているものを持ってきて、欲しいものを持って帰る。シンプルなルールの「あるもんで交歓会」には、失礼ながら「これ、使うかな…」というものも。


お酒入れ

 眺めていると、スタッフのかーこさんが、「使い道は食器だけじゃないのよ。この酒器なんか一輪挿しに使えるって持って帰る人もいるし、他の食器も、鉢植えにしますなんて持って帰っちゃう人もいるの」と教えてくださいました。
 自由な発想に驚きつつも、そう聞くとなんだか急に宝探しの気分に。
 「あれも花瓶に使えそうじゃない?こっちよりこっちの方が鉢植えに向いてるかな」と盛り上がる私たち。
 そんな二人を見てまりさんが、「食器を鉢植えにした人、会場にいるわよ」と手作り雑貨作家さんを紹介してくださいました。
 写真と現物を見せながら「これがぶたの形の食器でこっちが七輪、これが多肉丼!」と紹介してくださる作家のはっちさん。「どんぶりで多肉植物の寄せ植え作ったら、これじゃまるで多肉丼じゃないって言われちゃった!」とのこと。


素敵な寄せ植えたち



 あまりの素敵さに、かーじーは思わず「どうやって作ったんですか?どこかで買えますか?」と質問攻めに。
 「食器の底に専用の電動ドリルで穴を開けて、100円均一でも買えるガーデンピックと多肉植物を植えるだけだから簡単よ」とにこやかに教えてくださるはっちさん。お店には他にも、ペットボトルの蓋を土台にして作った素敵なマグネットも並んでいました。



 聞けば、お隣の手作り雑貨の作家さんも食器をプリザーブドフラワーや造花の鉢植えにされているとのこと。覗いてみて、その完成度に思わずため息。
 「こんな素敵なものが作れるなら挑戦してみよう」とかーじーのやる気にも火がついてしまいました。
 さらに洋服コーナーのネクタイを眺めていると、上品なご婦人が「私それでポシェット作るの」と声をかけてくださいました。
 さらに、「ここでいただいた畳の縁(へり)で作ったものを、今日よかったらと思って持ってきたの」と見せてもらったのは、筆箱や保険証も入るサイズのケースなど。



 最近ミシンにチャレンジし始めたやぶちゃんは気に入ったネクタイを手に、ポシェットの詳しい作り方を教えてもらっていました。
 その様子を見ながら、「あるもんで交歓会の歓の字は、ものを交換するだけじゃなくて、こうやって人と人の交流が生まれて歓びにつながるようにという思いを込めて、この漢字を使っているのよ」と教えてくれたまりさん。
 初めての参加ではありましたが、「生きがい」というスタッフの皆さんの気持ちに共感できるほど、「発見」や「人と交流する楽しさ」に満ちたボランティア体験でした。

 「楽しそうだからボランティアをしてみたい」というみなさん、オープンカレッジのスタッフと交流しながら、楽しく荷物を運んだり接客するなどのお手伝いをしてみませんか?
 たくさんの出会いが待っています。まずは一度ご来場してみてくださいね。


団体名
あまがさき環境オープンカレッジ実行委員会
活動日
オープンカレッジ広場は毎月第2・第4木曜日(そのほかにもごみ拾いやあるもんで交歓会など環境に関わる様々なイベントを開催しております。詳細については、あまがすきエコ通信 - NPO法人あまがさき環境オープンカレッジ をご参照ください)
活動内容
ミニあるもんで交歓会や物品販売など。ときには、オカリナの生演奏や音楽療法のボランティアグループが来てくれたり、アロマハンドトリートメントを体験できたりもしています。
参加条件
どなたでも(^^♪
場所
オープンカレッジ広場は塚口さんさんタウンスカイコム
連絡先
あまがさき環境オープンカレッジ実行委員会事務局(特定非営利活動法人 あまがさき環境オープンカレッジ) 電話/FAX:06-6421-0544 E-mail : aoce@gb4.so-net.ne.jp 住所:〒661-0012 尼崎市南塚口町2丁目1番2-402号 (※休館日 : 水曜・木曜・祝日・年末年始)
あまがさき環境オープンカレッジの方から一言
宝探し気分で気軽に遊びに来てください。荷物の搬入や片付けを手伝ってくださるボランティアさん大歓迎で~す!

この記事を書いた人

みんなの尼崎大学事務局

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