学生生活

まちの歴史プチセミナーの様子

刀型トングを使って町の美化活動をするグループ「護美(ごみ)奉行復活プロジェクト」の皆さんが主催するプチ歴史セミナー「まちの美しさを護り、まちの歴史に触れる」に参加してきました。

護美奉行復活プロジェクトは、みんなの尼崎大学「尼崎市民活動図鑑」に参加いただいた団体です。ごみ拾いを楽しく、誰もが参加しやすい活動にしようと、尼崎城を再建している折、時代劇のような架空のストーリーをつくり活動しています。

その取組内容を紹介すると、、、

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あまり知られていない話がある。
江戸時代、日本は鎖国をしていたが、国内の交易は時代を経るごとに盛んになっていった。一方で人の往来が増すごとに、町の美しさは損なわれていった。
そのような中、設置された奉行職があることをご存じだろうか。

「護美(ごみ)奉行」。

彼らは、町の美しさを護(まも)るために命を受けた。
この現代に、その奉行を復活させる。
鞘(さや)に収まっているのは人を斬るための刀じゃない。まちを護るための「刀型トング」だ。
大人も子どもも、その刀型トングを使って、まちを綺麗にしてみる。
そんな活動に参加してみませんか。

※お気づきかと思いますが、護美奉行は架空の役職です。歴史的にそのような史実はありません。

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刀型トング
刀型トング 人は切れないが、ごみをあつめることができるスグレモノ

20日は尼崎10万人クリーン運動の日。クリーン運動に参加した後、護美奉行復活プロジェクトの皆さんが三和本通商店街内「地域共創Lab」にて、まちの歴史プチセミナーを開催したのでした。

講師は尼崎市地域研究史料館の河野未央さん。
テーマは尼崎城。今回は受講生にリピーターの方が多かったため、江戸時代、尼崎城に招かれたお寺の住職がトイレの場所が分からなくて困ったという記述が残っているというお話や、お城で出た排泄物は農民が集める権利を持っていて(肥料として活用するため費用を出してでも欲しいものだったそうです)、毎日、船で収集に来ていたであろうこと、尼崎藩は他藩に比べて砲術の技術が優れていたらしく、砲術を応用した花火の打ち上げ訓練が毎年武庫川で開催され、ん万人単位の人が見に来ていたらしいといったお話を教えてもらいました。

「ややマニアックなお話でしたが…」という河野さん。武将が闊歩するような歴史本では描かれていない、400年前の人々の暮らしが垣間見れて、非常におもしろかったです。あっという間に過ぎた60分でした。

河野さんのお話をお聞きし、護美奉行に関連して、江戸時代から明治にかけて、まちの人たちはどうやってごみをどう処理していたの?とか、ごみを出す前の段階では、冷蔵庫もない時代にご飯はどう調理していたの?とか、疑問がどんどん思い浮かんできます。

護美奉行復活プロジェクトでは、まちの美化活動とあわせて、引き続きプチ歴史セミナーを開講するということでした。



護美奉行プロジェクトの活動は毎月第2日曜日午前10時から正午まで。集合場所は開明中公園(阪神尼崎駅より南に徒歩3分程度。中央支所のお隣)です。寺町で清掃活動をし、三和本通商店街内「地域共創Lab」でプチセミナーを開催しています。午後からは子どもさん向けの刀トングつくり教室も開催しています(こちらは有料)。

なお、5月27日(日曜)午前9時半から午後3時まで貴布禰神社で開催される尼崎城盛り上げイベント「お城(しろ)ごっことおみやまるしぇ」に、護美奉行復活プロジェクトのみなさんや地域研究史料館の河野さんが当時の衣装で登場するそうですので、こうご期待。(^o^)


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