学生生活

 今年で15回目を迎える水辺まつりに参加してきました。当初は参加する人もぱらぱらと少なかったようですが、継続は力なり、認知度があがり、今年は前日の雨の影響もあったものの3,000人位の参加がありました。(近年では毎年4,000人位の来場者で安定しているそうです。)

 水辺まつりの案内文には、「猪名川・藻川の清流の復元に向けて川と人との関わりを考え、人々が川辺で交流する日」「川から離れてしまった子どもたちを再び川に呼び戻す日です。そして私たちが川ガキになる日です。」とあります。今年はあいにくの増水で、「あしぶね」やカヌーなどの乗船体験は中止になりましたが、河原ではたくさんの子どもたちが水切り(石を水面すれすれに放って水の上を跳ねさせる遊び)や実行委員の方が作られた竹の水鉄砲で川の中に立てた的あてをしたりして水辺を楽しんでいました。


残念ながら今回は展示のみの葦船でしたが、陸上でも存在感があります

水鉄砲で、水面上の的をねらいます

 ステージでは高校生のグループがギターを片手に歌い、大人や子どもがそれにあわせて踊るなど多彩な出演者が盛り上げていました。

 藻川にいる生き物の展示や魚にさわろうコーナー、古布などを使ったネックレスづくりなどエコな手作りコーナーなどもあり自然環境やエコを考える機会も提供されていました。


 また、模擬店ブースでは、園田地区のPTAの方々や障害者の作業所など多彩な団体がお店を出していて水辺まつり全体にまつりらしさを醸し出していました。

 白バイ展示コーナーでは、警察官の方がバイクにまたがり颯爽と会場を去る姿にうっとりとしてしまいました。ちなみに尼崎東警察署唯一の女性白バイ隊員なのだそうです。


 わたしの一番お勧めの乗り物「車いす列車」を紹介します。写真にあるとおり、車いす列車は、移動手段に電動車いすを使っている障害者が機関車の被り物を被り先頭車両へ、その後ろに客車として普通の車いす2台がついた、計3両編成の列車です。子どもたちは客車に乗って大喜び。





 祭りの終了間際にわたしも乗せてもらうことにしました。「はい100円」と差し出すと「大人は500円」と冗談を返されました(笑)


電動車いすが引っ張る「車いす列車」

会場から見たこの日一番の青空です

 この車いす列車が優れていると思うのは、肢体に障害があり移動に困難を抱えている障害者でも子どもたちを喜ばせることができるところです。
 この催しは、障害者が中心となって民主的に運営している、社会福祉法人みんなの労働文化センターさんが運営しています。みんなの労働文化センターさんだからこそ、こんなアイディアが浮かぶのではと感じました。楽しい一日を過ごして帰路に着きました。


(みんなの尼崎大学事務局 尼崎市尼崎大学・学びと育ち研究担当 桑田 一夫)


ページトップヘ