学生生活


 平成30年12月12日(水曜)18時から、あまがさき・ひと咲きプラザ ひと咲きタワー8階「みんなのロビー」で、「コミュニティカレッジ・バックステージ報告会&企画会議」を開催しました。
 みんなの尼崎大学事務局メンバーが6月に参加した「コミュニティカレッジ・バックステージ」について報告し、次回の尼崎開催に向けて仲間とアイデアを募りました。

コミュニティカレッジ・バックステージ報告会

「コミュニティカレッジ」とは

 学校教育法に定める正式な大学ではなく、いわゆる市民大学、ソーシャル系大学のこと。
 個人としての知識やスキルを習得する場というよりも、新たなつながりのなかで地域や社会と関わる「きっかけ」作りの場として選択されてというのが特徴です。
 「みんなの尼崎大学」のようなコミュニティカレッジは、社会人を中心とした新しい学び・交流の場として、全国各地で生まれ、地域のなかに学びの場を創り出しています。



「コミュニティカレッジ・バックステージ」とは


 バックステージとは楽屋、裏舞台のことです。つまり、全国でコミュニティカレッジを運営している人たちが、運営の中で感じた課題や学びを共有するため、年に1回集まる会のことを「コミュニティカレッジ・バックステージ」と呼んでいます。

 毎年、加盟校(その数なんと72校!)が順番にホスト校を務めて開催します。

 これまでのホスト校と開催地

  • 第1回(2015):神戸モトマチ大学(神戸市)
  • 第2回(2016):柏まちなかカレッジ(千葉県柏市)
  • 第3回(2017):土佐志民大学(高知市)
  • 第4回(2018):信州アルプス大学(長野県塩尻市)

 第4回ホスト校、信州アルプス大学とは

 第4回コミュニティカレッジ・バックステージは、平成30年6月1日(金)~2日(土)、長野県塩尻市を拠点にしている「信州アルプス大学」(通称:プス大)がホスト校となって開催されました。
 塩尻市は、長野県中部にある(つまり日本のほぼ真ん中にある)人口67000人のまち。中央アルプスを背景にした高原に位置し、古くからの宿場町がある他、自然を楽しむトレッキングが盛ん。名産品のワインは海外コンテストでも入賞するなど、脚光を浴びています。



塩尻市市民交流センター「えんぱーく」

 会場となった塩尻市市民活動センター「えんぱーく」は、大きな吹き抜けを通じて自然の光が降りそそぐ、地下1階、地上5階建ての、広場のような明るい空間です。図書館、市民交流センター、商工会議所、ハローワーク、子ども支援センター、ケーブルテレビやNPO法人などが入居する複合施設で、1階のパン屋さんからいいにおいがただよい、屋上には中央アルプスの山並みを見渡せる芝生広場があります。
 館内のそこここには自由に使えるテーブルやいすが置かれ、小中学生からシニアまで、それぞれが思い思いに時間を過ごしていました。





プス大では、本職は様々なメンバーが、それぞれの関心・特技を生かして運営しています

受付の様子。奈良ひとまち大学さんのポロシャツがうらやましい

プス大メンバー。右端の「専任用務員」吉国明夫さんが代表してご挨拶

コミュニティカレッジ運営“虎の巻”!


 第4回の参加校コミュニティカレッジ・バックステージは、全国からコミュニティカレッジ8校と、ホンモノの大学である明治学院大学(コミュニティカレッジを研究している坂口緑先生)の合わせて9校でした。


  • 信州アルプス大学(長野県塩尻市)
  • 柏まちなかカレッジ(千葉県柏市)
  • こすぎの大学(神奈川県武蔵小杉市)
  • 二畳大学(大阪市)
  • 奈良ひとまち大学(奈良市)
  • ひろしまジン大学(広島市)
  • 土佐志民大学(高知市)
  • みんなの尼崎大学(尼崎市)
  • 明治学院大学(ホンモノの大学)

 今回、このメンバーでのミッションは、「コミュニティカレッジ運営“虎の巻”」を作成すること。
 各大学の実践例や課題を、現時点での集合知として形に残すことで、これから生まれるコミュニティカレッジの手引書になるものを作ろう、というのが目的です。

 ワールドカフェ方式で、テーマごとに4つのテーブルに分かれ、模造紙と付箋を使って意見を書き出しあいながら、時間がきたらメンバーを入れ替えて別のテーマのテーブルに移動するという方法で繰り返し話し合いました。

 各テーブルのテーマは、

  1. 「授業」
  2. 「組織運営」
  3. 「集客」
  4. 「これからのコミュニティカレッジのあり方」

 初対面のメンバーも多い中で、1日のゴールとして「虎の巻」を完成させるわけですが、そこは共通の関心と日々実践の場を持つ人たち。
 決して「予定調和」ではなく、何度も立ち返りながら意見を交わすプロセスは、私たちにとっても改めて日頃の活動の振り返りと現在地の確認ができる時間となりました。

 巻物調の「虎の巻」を完成させる間は、塩尻市の小口市長から塩尻市の魅力についてお話をいただきました。


ワークショップの様子

完成した「虎の巻」のおひろめ。各校に1本ずつ持ち帰りました






 当日の様子がよく分かるスライドショーはこちら
 気になるコミュニティカレッジ運営“虎の巻”の内容はこちら

 ここまでが、第4回コミュニティカレッジ・バックステージに参加したメンバーの体験談。

次回のコミュニティカレッジ・バックステージは!

 実は、2019年のコミュニティカレッジ・バックステージは、みんなの尼崎大学がホスト校となり、尼崎市に全国の仲間をお迎えします!
 
 来年の尼崎開催に向けたアイデア出しでは、様々な意見が飛び交いました。


近隣の二畳大学、キタオオサカ大学からも参加者が

このデジタルの世に、一つの巻物のまわりに十数人が群がって読むというスタイル
  • 「全国のコミュニティカレッジ対抗の駅伝をしよう」
  • 「駅伝の走者は長野県塩尻市からスタートして、オリンピックの聖火リレーのように尼崎市を目指してはどうか」
  • 「全国から来てくれる皆さんに、尼崎のおもしろさを伝えたい」
  • 「いやいや、こちらの色を出しすぎずに、みんなが充実できる場にしよう」

 実は、コミュニティカレッジ・バックステージを開催するコミュニティカレッジの集まり、コミュニティカレッジ・コンソーシアムには全国72校が加盟しています。せっかくアクセスのいい尼崎での開催なので、全国のコミュニティカレッジの多くが参加したくなる、参加できる回にしたいと思います。

 これから2019年秋の開催に向けてじわじわ動きだしますので、興味のある人はぜひ関わってください。
 事務局からも続報をお知らせしますね。


この記事を書いた人

みんなの尼崎大学事務局 山添 杏子(家具の塗り替えにはまり中)

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