学生生活

 尼崎市内の学校先生による自主研修グループ、尼崎市協調学習研究会の「理科"で"教える授業を目指して‼️」に参加してきました。

 中学3年生の理科の授業で「月と金星の動きと見え方」という単元があります。
 地球・月・太陽の位置関係を表す模型があり、それを使うと年間12回日食が起きることになります。
 しかしデータ上は年3回程度しか日食は起きていないという結果が出ています。

 なぜなのか?
 どちらが正しいのか?


 生徒たちは自転のせい?公転のせい?模型がおかしい?と仮説を立て、検証を促され、自ら答えを導きます。

 その様子をビデオで撮影し、学校終了後、夜に集まった先生方みんなで動画を見ながら授業の様子を付箋に書いて振り返りました。


コーディネーターは日本体育大学助教の雲財寛先生。

・はじめから問いを立てる授業が良かった
・仮説カードを配り、時点、時点で生徒が書く。それを集めて生徒の考えの移り変わりを捉えていたのが良かった
・生徒が1人で考える時間とみんなで考える時間を分けていたのが良かった
・日食が何回起きているかも生徒に考えさせたら良かったのでは?
・もう少し考えるためのヒントを出しても良かったかも


などなどたくさんの意見が出ていました。


 企画した園田東中学校の和田健先生によると、理科「を」ではなく、理科「で」実社会での物事の解決方法、例えば課題発見→仮説設定⇔仮説検証であるとか、トライアンドエラー(失敗をしてもいい)を繰り返すことが成功への道筋であることを伝えたいと、この授業にチャレンジしたそうです。

 今回、授業で話そうとする言葉を全て書きだしていると、生徒たちが次にどんな答えを返してくるか、1人ひとりの顔が頭に浮かんできたとか。
 真剣に尼崎の子どもたちのことを考えている先生方を目の当たりにして、誇らしい気持ちになりました。


この記事を書いた人

みんなの尼崎大学事務局 立石孝裕

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