学生生活

 12月11日(水)は、ひと咲きタワー8階のみんなのロビーで12月の「みんなの尼崎大学 相談室」を開きました。今年最後の相談室は、7月とタイで今年最高の48人が参加しました。

「みんなの尼崎大学 相談室(略して、みんなの相談室)」とは…
 毎月第2水曜日の9:00〜21:00にあまがさき・ひと咲きプラザひと咲きタワー8階「みんなのロビー」で開いています。「尼崎でこんな活動・事業をしてみたい」「進めたいプロジェクトがあるのだけど、仲間が足りなくて」「あまりアイデアは出せないけど、お手使いをしてみたい」など、活動の場を見つけたい人や広げたい人が相談できる1日です。
参加者同士が交流できるコアタイムは、
・ ひるのミーティング(12:00〜13:30)※お弁当をご持参ください
・ よるのミーティング(19:00〜20:30)
それ以外の時間で相談員(コーディネーター)へ個別相談をすることもできます。

 午前中には、みんなの尼崎大学の様子を知りたいと神奈川県藤沢市と吹田市立市民公益活動センターから視察が。「まちの中でこれだけの動きが起こっているのがすごい」「現役世代の市民とどうやって出会っているのか」と興味津々。


ひるのミーティング(12時〜13時半)


 お昼ご飯を食べながら相談したいことを話す「ひるのミーティング」。今回は、29人が参加しました。いつも相談室に参加している村上さんからは、嬉しいお手紙が届きました(車イスに乗るムラカミさんが先月の相談室で空手の技で板割りを成功させた様子はこちら)。

こんにちは。今年最後の尼大ランチ、直接お伝えしたかったですが、お手紙にします。ポレポレハウスが尼大ランチに参加して、1年が過ぎました。(おそらく平成30年8月8日に学生証を発行して頂き、初めての尼大ランチ参加)ぼくもみんなもやっと慣れてきた感じがします。いろんなイベントに声をかけてくれて作業所以外で楽しめる場所があってみんな喜んでいます。月に1回のランチを楽しみにしています。行きたい場所になりました。作業所の中だけでは経験できないことがたくさんあります。1つ、みんなが自己紹介で名前を言えるようになったことはとっても大きな変化です。これからも楽しいお付き合いをさせてください。


緊張した面持ちで手紙を読み上げるポレポレハウスの河原さん

ポレポレハウスは、ひと咲きタワー近くの福祉事業所です。ポレポレハウスのメンバーがひるのミーティングに参加してくれることで、全体進行ミーティングであっても、発言したい人が発言して、そうでない人はただそこにいるだけでOKという雰囲気や、そういえばここの多機能トイレってどうなってたかな?と改めて考えるきっかけになっています。

今回のテーマは
・ 瓦宮ジャズフェスティバル復活!
・ ホームセンターでワークショップ
・ ADHDについて知ってもらいたい
・ 工学部と経済学部をつくりたい の4つ。

 「瓦宮ジャズフェスティバル」というテーマを出した杉原さんは、園田の瓦宮地域で仲間とともに7年間ジャズフェスティバルを開催していました。しかし、会場が使えなくなったことで一時休止。杉原さんは、復活のために新たな会場を探して何度もみんなの相談室に参加して相談していました。

 そして今回、なんとこれまで使用していた会場を再び借りられることが決まったそうで、「とうとう復活します!」と喜びの報告をしてくれました。来春か来秋開催を目標に、2月ごろに実行委員会を立ち上げるそう。何度もみんなでアイデアを出し合っていたことで、常連メンバーにとっては他人事ではなくなっていたこの案件。みんなにとっての嬉しいニュースとなりました。


復活を報告する杉原さん。笑顔で報告してくれました

 「ADHDについて知ってもらいたい」とテーマを出したのは広瀬さん。広瀬さんは自らが発達障害を持っていると知ったタイミングが遅く、もっと早く知っていたら、もっとうまく向き合ってこれたはず、とショックを受けたそう。「同じ経験を子どもたちにしてほしくないので、セミナーやブログでADHDについて広めています。まだ活動を始めて数ヶ月ですが、もっと良い方法はないでしょうか?」と相談しました。

 「ADHDを障害ではなく、特性として伸ばしていきたいです」と、得意の絵を活かして啓発マンガを制作するなど積極的に活動しているサン廣瀬さん。参加者からは「客観的に自分を分析して行動していることがすごいですね」という声が。
 実際に高校生の進路について授業を行っているという株式会社さんぽうの稲本さんからは「高校で授業を行っているので、つなぐことができるかもしれません」というアイデアが。さっそくひるのミーティング後に、詳しい話をされていました。


マンガを手に説明をする広瀬さん。現在はコープ園田内のコミュニティ拠点でボランティアをしています

よるのミーティング(19時〜20時半)

 19時からのよるのミーティングには、15人が参加。今回は、4つの相談事が持ちかけられました。テーマは、
・ 自分の長所を活かして活動したい
・ ホームセンターでワークショップ
・ みんなの尼崎大学神学部をつくりたい
・ 相談室の内容をどこまでオープンにしていいでしょうか? の4つ。

 お昼に引き続き「ホームセンターでワークショップ」のテーマを出したのは、ホームセンター「HOME’S」社員の阿多さん。ひるのミーティングに参加した峠さんと一緒にフロア責任者を務めています。2019年9月から店舗の一部をワークショップができるスペースとして無料で開放しているので使いたい人はいないかという相談です。
 ひと咲きタワーからも看板の見えるHOME’Sの中に自由に使える場所があるとのことで、参加者からは驚きの声が。こちらではワークショップに必要な工具も借りられるとのこと。「とくに日曜日にはかなりのお客さんが来られています。ワークショップを通じて、HOME’Sで思い出を作ってほしいんです」と阿多さんは話していました。これまでレジンアクセサリー作りや、しめ縄リースワークショップなどが好評だったそう。みんなの相談室には場所を探して参加される人も多いので、これから尼大らしいマッチングが生まれそうですね。


工具などを使えるスペースもあると説明する阿多さん

 みんなの尼崎大学では、みんなの相談室で提案して賛同が得られれば、「学部」「部活」を設立することができます。「学部」は広く一般の参加者に働きかけていくもの。「部活」はメンバー間で楽しむことが中心の活動を想定しています。
「学部」には商学部生活科学部、「部活」には尼大チャリ部サマセミハーメルン楽団があります。
 今回は、「学部を立ち上げたい」という相談が2件ありましたが、即、設立!というわけにはいきませんでした。学部については、「学部という看板をあげれば何かできる」というより、「まちの中の尼大的な活動が学部になる」というのが無理なく運営できる好ましい流れかと思っています。学部を名乗る名乗らないというより、小さく始めてみることを続けてみることが第一歩かもしれません。

 2019年もたくさんの人にご参加いただき、いくつものステキなマッチングが生まれました。一年間ありがとうございました。次回のみんなの相談室は、1月8日(水)9時から21時まで。2020年もみなさんのお越しをお待ちしております。来年も、どうぞよろしくお願いいたします!



この記事を書いた人

みんなの尼崎大学事務局

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