【後編】まちじゅう学祭2019を振り返る

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 2019年11月15日(金)、16日(土)、17日(日)にみんなの尼崎大学まちじゅう学祭2019を開催しました。
 市内のあらゆる場所をキャンパス(学びの場)にして、学園祭気分で、まちに、まなびをまきおこそうというこの企画。今年は全58講座がまちのあちこちで行われ、にぎわいが生まれた3日間でした。そんな様子を講座参加者からのレポートを抜粋しながら、ダイジェストでご紹介します。
 
 それでは後編です!

23.コープってなあに?inコープつかしん

 チャレンジャーな店長が売り場通路ど真ん中に学び場を作って、まちじゅう学祭開催。買い物に来られた方々が「何、何?」ってのぞいていかれます。でも、「今日は尼崎のあちこちでこんな学び場やってますよー」ってお伝えしたら、「知らんかった」という方が多くて…まだまだがんばって認知してもらわないとね。




24.尼崎藩の本心鏡智流にふれてみよう!


 尼崎城芝生広場で開催された、尼崎藩・本心境智流の槍稽古に参加してきました。かつての尼崎藩の槍術を、尼崎城をバックに稽古するというステキな時間!お天気も良く、広場に遊びに来ていたお子さんたちや、通りがかりに興味を持たれた方、尼崎城見学後の海外出身の方々などでにぎわいました。槍の持ち方は、左手で槍の真ん中あたりを支えて、後ろに伸ばした右手で操作。最も基本的な突く動作や、本心境智流のL型の鉤を使い、相手の槍を制する動作などを練習しました。


33.コバショでビブリオ

 本を通じて人を知る、人を通じて本を知る。5分でオススメ本を紹介し、一番読みたいと思わせた人が優勝というシンプルな書評プレゼンバトル、それがビブリオバトル。今日は小林書店を舞台に、5名のバトラーが「紅葉」をテーマに5冊の本を紹介しました。どれも甲乙つけがたい名書評でしたが、投票の結果、僅差で勝ったのは全国の珍しい祭りを紹介した方。テンポ良くプレゼンする手腕が光りました!優勝者には小林書店さんから賞品が贈られました。




44.オトナのまなびバル@武庫


 武庫東生涯学習プラザの1時間目は「プロが『映える!コツ』教えます!!」。今まで全く気にしていなかった、ホワイトバランス、絞り、ISOなどカメラの基本と構図の大切さ、映えるスマホアプリについての授業でした。次回はもっとじっくりお聴きしたいと話したところ了承いただきましたのでお楽しみに。写真はブレないスマホの持ち方を教わっているところです。


46.カードゲームで食物アレルギーを体験しよう

 らんらんランチというカードゲームで、カードを引き、自分がそのカードの食物アレルギーになったという設定で、1週間分のランチメニューを考えるゲームです。アレルギー物質を避けつつ、バランスの良い食事を考えるのは中々難しかったです。食物アレルギーは人によって個人差が激しく一概に「これはだめ!」とはいえないのだとか。今は特定原材料の7品目のアレルゲンを含む場合は商品の裏に書くよう義務付けられているものの、それ以外のアレルギーは成分表示を細かくみる必要があります。普段勉強する機会のない食物アレルギーのことを勉強できました!


49.清涼飲料水の糖分を調べてみよう

 清涼飲料水の種類や表示法などを学んだ後、どのくらいの砂糖が入っているのかを実験!栄養成分表に記載されている炭水化物とは甘みのことで、果糖ぶどう糖液という砂糖のようなもの。実験で500gの水に、約60gの砂糖を入れて、混ぜて飲んでみました。その砂糖水はただただ甘く、とても飲めたものではありません…。しかし、そこに果物の酸味である「クエン酸」をたった1g加えると、甘ったるさが爽やかな甘さに変わり、とてもすっきりとした美味しさの飲み物に変身!日頃から飲んでいる飲み物に砂糖が大量に入っているというのをしっかりと実感できる授業でした。




52.【特別公開】シャチホコプラモの工場見学


 2019年に再建された尼崎城をプラモデルにしようと活動している市民団体「プラモ尼崎城」。その第一弾である尼崎城のシャチホコプラモデルの工場見学会が、潮江にある山八化成工業所で開催されました。工場長の宮本景根さんから樹脂製品の製造工程の説明を聞いたあと、30秒に1個製造されていく様子をただ眺めるというイベント。プラモファン、フィギュアの原型師、小学校の先生などなど25名が参加しました。参加者全員に、出来立てほやほやのシャチホコプラモ(限定カラー)をプレゼント。プラモデルが好きでお父さんと参加したという9歳の男子からは、「きれいに塗りたいのであと2つください!」というリクエストが飛び出すなど、年齢を超えたプラモファンが集う機会になりました。




56.ニオイの不思議〜そのニオイのもとは?〜


 カキ氷にかける色鮮やかなシロップですが、みなさんは何味を選びますか?

実はカキ氷のシロップはどれも味は変わらないそう…!!変わるのは色と匂い(着色料と香料)だけ。カキ氷は特に色が鮮やかで冷たいので味覚が麻痺して脳が錯覚しているらしいです。実験で3つの匂いを嗅いでみました。全部いちごだけど、3種類とも全然違うような…。正解は「フレッシュなイチゴ」「イチゴジャム」「イチゴシロップ」の匂いでした。面白かったのはシナモンとライムの匂いを一緒に嗅ぐとコーラの匂いに!ニオイだけ嗅いでも答えが中々わからないのに、正解と組み合わせると完全に頭がその匂いと認識してしまいます。そんな不思議なニオイの世界を体験できるとても面白い授業でした!




●まちじゅうバイキング


 16日(土)には、三和本通商店街と杭瀬中市場で「まちじゅうバイキング」を開催!まちじゅうバイキングは、商店街や市場でお米の入ったお弁当を受け取り、近くのお店で好きなおかずを購入してオリジナルのお弁当を作るイベントです。作ったお弁当は、#まちじゅうバイキングで発信。こちらも、学祭を盛り上げようと実行委員のメンバーが発案した企画です。みなさん個性的なお弁当が完成していましたよ。




 3日間で58講座を展開した、まちじゅう学祭2019。市内、市外問わずたくさんの人にご参加いただきました。これをきっかけに初めての場所に訪れたり、これまで興味のなかった分野の話を聞いたら意外と面白かったりと、新たな学びがあったのではないでしょうか。今回の講座の中には、まちじゅう学祭以外でも日頃から開催されているものもあるので、ぜひ引き続き参加してみてくださいね。